05年1月28日 | どこでも酒場 毛利豆腐店の巻 | ||||||||||||
ゲスト:浅草キッド、井筒和幸 | |||||||||||||
およそ1年前、ラーメン屋で呑んだ浅草キッドとタモリ。後に、その流れを汲んで八百屋で呑む企画もあったが、そのときは浅草キッドは呼ばれず、非常に口惜しい思いをしたようだ。今回はその口惜しさをぶつけるべく、生サーバーまで用意して豆腐屋で呑む。「タモさんは料理ですよ」「わかったわかった」と、そんなことは既定事項になっているらしい。 豆腐屋には既に井筒が控えており、あたりまえのようにみんなで乾杯。「どこでも酒場と一緒」なんだと。そしてタモリはもう慣れたもので、渋ることなく「やるか」と厨房へ。作っている間は「飲む時のベス豆腐3」を発表するも、結果は通り一遍のもの。ただ、その結果がどうというよりは、そういったものを踏まえてタモリがどんなものを作ってくるか、という期待感を盛り上げるためのツールのようだ。そのタモリ、ちょこちょこ振られても小芝居で返せないテンパりようで料理に取り組む。 まずは水にさらして香草を浮かべ、特製つゆ?でいただく冷奴。普通の冷奴とは違うようだ。次は八百屋の時にも出てきた厚揚げ焼き。玉袋の友人の母親お手製の柚子胡椒も出てきてどんどんできあがっていく感が。引き続き料理に取り組むタモリ、次につくるのは軽く崩した豆腐を醤油と酒で炒めたあられ豆腐。この時点で日本酒は五合空いており、けっこうなピッチ。 休憩をほとんど入れずに作り続けるタモリ、次に繰り出すのは豆腐うどん。と思ったらあんかけのつもりだったようで、食う寸前で取り戻し。あんかけ豆腐うどんになった。次は中華風で、甜麺醤、豆板醤、XO醤を合わせてピーマンと厚揚げの炒め物に混ぜたうま煮。さらに炒めたじゃこを豆腐にかけ、醤油をたらしたじゃこ奴。酔っぱらいたちは感心するばかりで、ただ酔いがまわっているせいか喋るタイミングが完全にかち合ってしまう状態。 最後のメニューである豆腐丼に入る頃には井筒はもうベロベロで絡みだす段階。次の仕事があるというのにどうでもよくなったらしく、「崔(洋一)に行かしとけ」などと。そして締めは「次はどこで呑もうか」という話なのだが、タモリも「もうないと思うよ」と言うように、そんなことを言い始めたとたんに終わってしまうのでは、と。一応その場では次は乾物屋、という雰囲気だけれど。 やはり呑むなら浅草キッド、井筒を抑えるのも浅草キッド、という印象。それでいて前に出られるのだから浅草キッドはさすが。玉袋の通販番組のようなわざとらしい前振りもおなじみで安定感がある。「中華と豆腐なんて信じられないですねえ」「いやあるじゃない」みたいな上滑りもあるが、それはそれで即返しだったので笑いにつながりいい感じ。小芝居できないタモリは「呑まなきゃバカバカしくてやってらんない」と言いながらも徐々に乗ってきて、「花千代です菊千代ですフェラ千代です」とオヤジギャグを炸裂させて好調。井筒は、まあいつもどおりか。繰り返しになるが、結局アリキリでは力不足だったということか。 今回はTV宴会シリーズ第7弾とかで、何をもって第7弾としているのかよくわからないが、最近の企画から呑み企画を拾ってみた。小料理店はしご、ホッピー、電車グッズで呑む、ラーメン屋で呑む、空見会・前編、空見会・後編、下町のハイボール、空見会・夏、八百屋で呑む。このくらい? なんか6本超えてるんですけど。電車グッズが胡散臭いからはずして、小料理店がちょっと前すぎるからはずして、最初の空見会を前後編でまとめて、で6本か? よくわからないけど最近はこんな感じ。 空耳アワーの結果 勝手に観光協会の「おはよう舞妓さん」がJ-WAVEのTOKIO HOT 100で46位にランクインしたらしい。それに対してタモリ、「いまCDって売れてないんですよねえ…」と。
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