04年6月25日 | 下町のハイボールを飲みまくろう! | ||||||||||||
ゲスト:下平さやか、なぎら健壱、浅草キッド、山崎円美、堺由夫(解説) | |||||||||||||
8月10日はハイボールの日、らしい。今回はこれに向けた前哨戦である。といっても、一般に知られているウイスキーのソーダ割りとしてのハイボールではなく、焼酎をソーダで割り、さらにハイボールの素というか、エキス「Aハイボール」を加えることでできる下町風ハイボールに焦点を当てる。ということでハイボールの素の製造元、天羽飲料社長である堺を迎え、下町ハイボールを呑んで一本。 まずは焼酎ハイボールのつくりかたからだが、氷を入れた2合グラスを用意。それに1:2:3でハイボールの素、甲類焼酎、強い炭酸水を入れる。さらにレモン片をいれてできあがり。ウイスキーのハイボールより呑みやすいようだ。ここで、タモリが実はAハイボールの存在を知っており、ウイスキーに入れて呑んでいたことが明らかに。昔の行きつけの居酒屋で愛飲していて、堺の母に対面したこともあったとのこと。実際、ウイスキー用の黄ラベルと焼酎用の赤ラベルがあるようだ。なぎら達はウイスキーを使った下町ハイボールを呑んだことがなかったようで、タモリ作のウイスキー下町ハイボールを呑んでみるが、わりと好評。 意外と原液も濃いわけではないAハイボール。原料は企業秘密とのことだが、とりあえず工場密着取材のVTRを鑑賞。調合室の20年来使っている秤で材料をはかり、原液をタンクで濾過、熱交換器で殺菌処理してタンクに貯蔵。エキスを入れる瓶はリサイクル瓶。あたりまえだが注入・王冠・ラベルは自動で。ただ、機械が古いのかなんなのか、ラベルは手で貼ることもあるようだ。 実は天羽飲料、Aハイボールだけ作っているのではないので、他の商品も紹介してもらう。ガラナ飲料(ガラナは入ってないらしいが)「ニューガナー」(割合は1:2:3)、梅割り用の「うめ」(うめ1:焼酎9)、ワイン風「ワイナー」(ワイナー1:焼酎1)などが登場。ワイナーなどは、かなりワインに近い味わいになるようでみんなびっくり。 さらに、下町のハイボールが飲みたい人のために、飲めるところを大まかな地図で紹介。店名などは明らかにはならなかったが、当たりをつけるなら天羽飲料周辺(竜泉)、大塚、町屋、青砥、亀戸あたりに何軒かあるようだ。タモリが行っていた店は最南端の飛び地に近い場所なので、よくもピンポイントで引き当てたものだと一同感心。このあたりでなぎらは酔いが完全にまわったようで、半分睡眠。「あんたもうちょっとリアクションしなさいよ」「もっと食いつきなさいよ」と博士に諭されてしまう始末。 最後に堺から一同に手ぬぐいのプレゼント。一瞬現金を期待した一同だが、それでも喜んだ風だった。 「また呑み会の実況中継だよ」というタモリの言葉以上でも以下でもない回。まあ、天羽飲料に迫るという側面も持ち合わせているので、ラーメン屋で呑んだときとは多少趣は違うのだけれど、浅草キッド+馴染みの飲兵衛(前回井筒・今回なぎら)という組み合わせは同じだし、実際はわからないけど女子アナきっての酒豪というイメージのある下平がさらに加わって、顔触れとしてはほぼ完璧。だが物足りなさがあるのはなぜだろう…。ハイボールばかりだったからか? 出てくるハイボールは、見た目美味そう。下戸なのでグラス一杯飲み干せるとはとても思えないが、一口味わってみたい。 空耳アワーの結果 安斎、以前空耳でタモリにチョコベビーズのCDを渡したが、見事に忘れられたようで再度渡した。
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