02年9月13日 コリョパクオープン記念!? 小料理店はしご紀行
ゲスト:ガダルカナル・タカ、中尾彬、北村総一朗、平方尚子、南純子、石津喜代子
「新横浜ラーメン博物館」、「横濱カレーミュージアム」、「池袋餃子スタジアム」のように、今は一つのテーマの下に店舗が集中する食のテーマパークが流行である。そんな中、新宿荒木町に小料理博物館、略してコリョパクができあがった(正しくはでっちあげられた)。今回は、テーマパークと見紛うばかりに林立する小料理店に入ってゆっくりと談笑する。タモリは小料理店嫌いを公言していたが、果たして。

一軒目は「ばんしゃく奈美」。創業26年・19席の、元芸妓が営む小ぢんまりとした店。自慢の料理はお造り盛り合わせなど。はじめはタモリがなぜ小料理店が嫌いか(「私鉄沿線の小料理店が嫌い」などと徐々にトーンも落ちてきたが)、あるいはそれに対する周囲の反駁が多かったが、実際に料理が出てくるとタモリも「…茄子美味しいねえ」ところっと転向。しまいには「お前ホントに小料理屋ってもんがわかってない」とタカに説教する始末。勘定は女将が気に入った客に勘定書きを渡すというルールで、中尾が支払った。

二軒目は「家庭料理とお酒 ひらた」。創業7年・13席。女将は角川書店出身。自慢の料理はさつま揚げ・豚角煮など。すっかり溶け込んでいるタモリ。女将の結婚のきっかけの話(客の箸袋の裏に電話番号が書いてあった)で盛り上がりつつ、勘定は北村が。三軒目は創業17年・12席の「焼鳥季節御料理 筑前」。女優を目指していた女将が営む。焼鳥中心だったが徐々にメニューが増え現在の形になったとか。自慢の料理はもちろん焼鳥、ほかぬか漬など。支払いはタモリが行った。

なお、小料理店の特徴としては、隠れ家的要素が強く、他人に教えたがらないこと・一人暮らしの人が集うこと・女将の前で泣いてもいい(そうか?)ことが挙げられるよう。


まっぴるまから酒を呑んで、それでいて番組の放送される時間帯にはそぐわないまったり加減の企画だった。過去のものでいうなら、昨年の耕耘機企画に近いノリ、か。まあたまにはこういうのもあっていいのでは。無闇にゲストが豪華(番組的に、というよりはギャラ的に)なので予算は大丈夫なのか?と思ってしまうが、たぶん大丈夫なのだろう。それにしても中尾彬はこんなところでもねじ巻きマフラーなのね…ってどうでもいいことだが。小料理店は全部が全部ああいう雰囲気ではないのだろうけれど、あんな感じなら自分のような年齢で雰囲気に溶け込めるかは別として一度行ってみたいものだ。見る限りでは、居酒屋より安くついてる感じだし(軽いものしか食べなかったからか?)。タモリの変わり身の早さはさすが、いつも以上の切れ味であり、タモリファンは見ておくべきと思われる。

空耳アワーの結果

安齋、京都で個展をやっていたらしい。トランスポップギャラリーにて9月17日〜29日。中京地区では放送された時点でもうほとんど終わってたけど。

ミュージシャン 曲名 賞品
オマール・ソーサセンティールTシャツ
ファイブ・フォー・ファイティングスーパーマンTシャツ

戻る