03年8月8日 ホッピーが10倍うまく飲めるTV
ゲスト:なぎら健壱、浅草キッド(博士が進行)、ペリー荻野、石渡美奈(解説)
もともと関東限定の飲み物だったはずだが、少しずつ西日本でも呑めるようになってきたノンアルコールビール・ホッピー(焼酎のホッピー割もホッピーと呼ばれてるが)。ビールとは似て非なるものであり、草の根の熱い支持を受けている。今回は業界きってのホッピー党が集まり、ビールでいいと宣言するタモリに対してホッピーに対する熱い思いなどを語ってもらうホッピー全肯定企画。

まずはホッピー好きの各人の出会いから。玉袋は荻窪の立ち飲み屋で遭遇。しかもホッピーの頼み方を間違えてしまったらしい。ペリーの場合は上京してきた折に初体験。自分の名前の関係もあって反応したとのこと。なぎらは唄で食えなくなった一時期にバイト先の現場で体験したらしい。タモリは「作ったんじゃないの?」と怪しんでいたが。

ホッピーの飲める店を紹介しながら番組は進行。続いてホッピーのオレ流飲み方紹介。焼酎は甲類を使うとのことで、なぎらは通常より多いトリプルで飲用。ただ、見るからに失敗。普段はトリプルでは呑んでいないようだ。ペリーは黒ホッピーと通常ホッピーのハーフ&ハーフで、玉袋は立ち飲みで文庫を読みながら、らしい。タモリは黒ホッピーを試してみたが「あ、うまい」とちょっと好反応。

街角のホッピー好きの声も紹介。なぜホッピーを飲むか、という質問に対しては安く酔えるから、健康にいいから、うまいからといった回答が多く寄せられた。また、プリン体がゼロである利点も紹介された。合うつまみとしてはモツ煮込み、焼きとん、レバ刺しが挙げられた。ホッピーを飲まない人のアンケート調査結果として、ホッピー好きの人のイメージも紹介。これが見事になぎらのイメージに近いもので、3段抜きされていた。

ここからは石渡を迎え、ホッピーの正しい飲み方講座に突入。ホッピー・焼酎を冷やし、ホッピージョッキを凍らせたのち、焼酎を注ぎ、次いでホッピーを30cmの高さから注ぐのが正しい飲み方らしい。なお、ホッピージョッキには焼酎を入れる目安となる星がついており、一番下で70cc、二つ目で90ccの焼酎の量になるとのこと。

最後はホッピーグッズ争奪のホッピークイズ。正解するとグッズがもらえる。オンエアされた問題は「当初ホッビーという名前になる予定だったがなぜ却下されたか」(言いにくいから:ホッピージョッキが賞品)、「ホッピービバレッジ、昔の社名はコクカ飲料だったがその意味は」(国の花:ホッピータンブラー)、「サワーショックで業績不振になったときの次のターゲットは」(家庭:ホッピーTシャツ)、「黒と白だけで作った焼酎抜きの飲み物をなんという」(ヌキッピー:ホッピー前掛け)。最後の問題を当てた玉袋は素で大喜び。


昭和23年頃に第一次ホッピーブーム、昭和50年代前半に第二次ブームが来たらしいが、こう扱われるってことはいまは実は第三次ブームなのか? 確かに、西日本でもホッピーののぼりを少しずつ見るようになってきた気がする。沖縄なんかにもあったような。酒がほとんどダメなこともあってホッピーは飲んだことがないのだが、ちょっと飲んでみたいかも。そう思わせた時点でホッピービバレッジに負けてますか。トークは初登場のペリーに「いつもどおり出てください」と依頼が来たくだりやなぎら大失敗の場面が面白かった。後半、玉袋が地味に横山剣の真似をしているのが耳に飛び込んできたが、もしかしてはまってる? というか、出演者よりディレクター山田氏がずっと映り込んでるのが気になった。しかも最初は彼一人だったがいつのまにか向かいにはスタッフと思しき女の子が。やる気なさそうでしたよいいんですか?

空耳アワーの結果

2本目は眞鍋かをりからの投稿。また、このネタについて「これくらいは十分にある」といいつつ手ぬぐいを出すタモリに対し、珍しく安斎が「納得いかない『十分』ですね」と突っ込んだ。

ミュージシャン 曲名 賞品
キッド・ロックアイ・ガット・ワン・フォー・ヤ手ぬぐい
レイヴォンストーリー・オブ・マイ・ライフ手ぬぐい

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