99年12月3日 番組越年大作戦! タモリ倶楽部お宝フリーマーケット!!
ゲスト:浅草キッド、杉作J太郎、井筒和幸(以上出演)、パラダイス山元、渡辺祐、辻義就(以上声の出演)
年の瀬、である。巷では2,000年を目前にして浮かれているか慌ただしくしているかのどちらかだが、番組のほうは特に変化せず…ということもなく、実は年を越せないかもしれない危険な状況(という設定)らしい。そこで今回は年越し資金を捻出すべく、各界の名士から物品を集めてバザー(要するにフリーマーケット)を開催。まずはどんな商品があるのか、商品チェックと価格設定。集まった商品は切り抜き済みエロ本、自作曲録音テープ(提供者:みうらじゅん)、既に終わった公演のチラシ500枚と真空パックの手羽(パラダイス)、お尻の研究資料(山田五郎)、10年前の安齋肇の生写真(祐)、勝負服(辻)、愛用の枕カバーとタオル(杉作)、お守りなどお楽しみ袋(井筒)、黄金のスケベ椅子(キッド)、野球小僧田中の回に爆笑田中がサインしたと思われるサインボール、空耳アワーオブジェ、タモリ直筆サイン入りの番組台本、ビル・ロビンソンの回に作った手形入り手ぬぐい、早稲田を訪れた回のヒロスエの似顔絵、洋楽カバーの回の「アローン・アゲイン」「また一人」歌詞フリップセット(以上番組提供)。見てわかる通り提供者は(ある意味)名士揃い、番組ファンには欲しくてたまらない激レア商品のオンパレード。これらの商品、手に入れるチャンスがあるのかと思いきや、即座に売りに出してしまう。どこかまったくわからないほど人気のない暗がりで杉作が売り子となって販売。他の人はモニターで状況を観察しながら指示出し。そのうち見ていられなくなった井筒が助っ人参戦。杉作は妙に気負っている(いつも?)が井筒は手慣れたもので話術も巧妙。しかしそのうちぱったり客が来なくなり、客寄せのため杉作がサクラに。このへんからは2人の独壇場。客を連れてきた杉作がその場でサクラに豹変したり、半ば路上コントといった趣の井筒と杉作のトークが展開されたり。タモリたちの指示に素直に従い行動する杉作はすごい。終わってみての売り上げ総額は5,500円。安い…。きっとお客に番組ファンがいなかったのだろう。もっとも本気でこの売り上げで越年しようとしたわけでもあるまいし、それはそれでよいのだろうな。蚤の市の仕組みってよくわからないから、客も含め全て仕込みという可能性もあるし。だってあんな時間にフリマなんて不自然。警察は?…まあ、そのへんはそっとしておいて。また、OPで電気ストーブをつけたまま来たことを告白した杉作、EDでもどうやら家は燃えていなかった模様。メデタシ。テープ、欲しかった!というか最後まで聴きたかった。

空耳アワーの結果

出たぞ!ジャンパー。タモリをして「最高」と言わしめた作品。これで今年3枚目。また、オブジェは売れなかったらしくいつものように置いてあった。

ミュージシャン 曲名 賞品
バックストリート・ボーイズ イッツ・ガッタ・ビー・ユー 手ぬぐい
TLC ウィスパリング・プラヤ ジャンパー

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