99年9月17日 洋楽は日本語で歌うのが一番! クイズ?名曲殺し!?
ゲスト:なぎら健壱、クリス・ペプラー(司会)、萩原健太、濱田マリ
ごくたまに(前回は1年半と少し前)催される、洋楽のヘンテコカバーの声の主を当てる音楽ものである。今回ははっきりとは示されていないが番組中でなぎらが歌ったように、「イエロー・サブマリン」の30年ぶりのリ・イシュー、映画「イエロー・サブマリン」UKバージョンの公開、そして結局立ち消えになったものの「イエロー・サブマリン・マシュー・ストリート・フェスティバル」におけるビートルズ再結成、このへんにかこつけて企画されたものだろう。さてクイズはタモリ・健太、なぎら・濱田の二手に分かれるチーム戦。当たると「カバー」ということで鰻の「カバ(ー)焼き」、もしくは生ビールが飲み食いできるしくみ。問題としてオンエアされたのは麻丘めぐみの「夢のカリフォルニア(オリジナルはママス&パパス)」、アン・ルイスの「10番街の殺人(ベンチャーズ)」、田中星児の「ザッツ・ザ・ウェイ(K.C.&サンシャイン・バンド)」、子門真人の「スター・ウォーズのテーマ(ジョン・ウィリアムスのインスト。日本語版のジャケットのイラストレーションはおそらくあの小松崎茂)」、九重佑三子の「アローン・アゲイン(邦題は「また一人」でなかにし礼の詞、ギルバート・オサリヴァン)」。他にも問題にはなっていないけど聴ける曲も。優勝はなぎら・濱田組かと思いきや、濱田の厳密さ(お人好し?)がたたって逆転でタモリ・健太組がかっさらっていった。特に賞品はないけれど、料理がちょっと豪華になって肝吸も付いてきたりした。そこでなぎらの言った最後のオチは無論なかにし礼の兄弟問題から。いや、それにしてもこんなへなちょこカバーがよくあるものだ。日本語もさることながらバックの演奏のしょぼさも笑わせる。みんな苦笑い、大笑い。多くの人が知っているなぎらと子門の因縁とか、なかにし礼の歌詞とか、濱田マリのがっくり来たときの台詞とか、随所に爆発の箇所もあって面白い。

空耳アワーの結果

タモリの思い描く番組を視聴する女性とは、キムタクよりみうらじゅんが好きと言いそうな人らしい。「見てみたい」と言っていた。

ミュージシャン 曲名 賞品
ニコチン ハイ・ダイブ 手ぬぐい
アース・ウインド&ファイヤー ヘリティッジ Tシャツ

お尻ギャル、未だ募集中。上記の通り「番組を視聴している女性が見たい」ので是非、とのこと。

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