07年3月23日 芸能界スイッチ王決定戦 at スイッチの日開
ゲスト:ほんこん、半田健人、勝田和宏(進行)、田中幸久、徳永雄平、小島勝二、大橋宏成、市川忠夫
番組で使うキュー出しのスイッチが壊れた。その修理を依頼された出演者一同がやってきたのは、産業用スイッチの最先端を行く日本開閉器工業、通称スイッチの日開(公式通称)。今回はここでさまざまなスイッチのイロハについて学ぶのだが、それを特注のバス降車スイッチを利用した早押しクイズ形式で進めていく。正解するごとに企業キャラクターのサーキットボーイのキーホルダーをゲットできる。

タモリやほんこんも心なしかテンションの上がるスイッチだらけのショールームの中、前置きも何もなく唐突にクイズはスタート。第1問は基礎問題、ロッカスイッチの名前の由来について。ボケの応酬から、ヒントを基に半田が正解。その後、トグルスイッチ、ロータリスイッチなど、さまざまなスイッチの種類について学んだ。中でも押すたびに多くの文字・絵を表示させられる液晶表示スイッチにはみんな興味津々。「タモリ倶楽部」「空耳アワー」などと表示され、自由に表示できるようだ。

第2問はバラバラになったトグルスイッチの組み立て。一方向にしか組めない形状になっているのがポイントで、みんな悪戦苦闘しながらも何とか完成。半田が一番乗りで完成、ポイントゲット。タモリも遅れをとったとはいえ無事完成。ほんこんは向きを間違ったようで完成せず。第3問は組み立ての次の段階、検品に関する問題で、4つのトグルスイッチの中に一つだけ入っている不良品を感応検査(手で確かめる)で当てるというもの。選ばれたスイッチは導通検査(通電させる)でチェックする。これも半田が正解した。

第4問は耐久試験に関する問題で、シートキーボードスイッチの耐久試験合格回数を当てるもの。ロケ時点では16万回を超えていた試験だが、タモリがずばり正解。第5問は海外戦略に関してだが、これは単純に英語で「スイッチバックとは何か」と聞かれただけ。こういうことならタモリにはお手のもので、ボケもなくあっさり正解。ただ、この場面に出てきた大橋が創業者一族ということで、触れづらいことをタモリがさらっと言って辺りは大爆発した。第6問は特許について。創業者の大橋重雄が持っている特許の中で、洗濯機に関する特許はどのようなものか(商品化はされていないようだが…)という問題。タモリとほんこんのボケの応酬を見守ることしかできなかった半田が正解をさらっていった。

最終第7問は当然ジャンプアップ問題。スイッチ史に関するもので、6種類のスイッチを開発順に並べる。半田やタモリの思考過程(ほんこんは省略)はそれぞれ納得できそうなものだったが、締め切り直前の変更が効いて、タモリが見事正解。優勝した。賞品は特製の液晶表示スイッチ。「スイッチ王」「タモリ」「本名」「森田一義」と表示されるのを見て、ほんこんがデキレースだったのでは、と疑念を持っていた。番組中で触れられていなかったキュー出しスイッチの件も最後にフォロー。直ったようだ。


ちょうどプチプチの回のような面子。産業ものは久しぶりのような気がする。スイッチという素材がよかったのか、クイズ形式をとったのがよかったのか、今回はなかなか楽しめた。ほんこんは京急のときに振り回されたような進行よりゲストサイドに回ったほうが活きる感じ。半田との相性も良く、ツッコミもボケも派手なリアクションも一手に引き受け大活躍だった。半田は半田で真のビル好きたるところを見せつけ「きょうはビルはいいから」と言われる始末、それでいてこういうネタでも真剣に取り組むのがいい。タモリがささやかな嘘をつくというのも久しぶりだが、ここまで真に受けられたのは初めてかも。何より日開の人々がみんな実直そうで、最初は必ず名乗るという素晴らしさ。人柄の良さが伝わってくるようで、ああいう会社なら入りたいなあと思ってしまった。

空耳アワーの結果

箱馬の回でタモリが作った箱馬が実際に番組で使われていることが判明。空耳のVを流す?テレビを支えていた。

ミュージシャン 曲名 賞品
ザ・クランプスホーラス・ハイエナ手ぬぐい
ザ・コーラルアイ・リメンバー・ホエン手ぬぐい
レッド・ツェッペリンアイム・ゴナ・クロール耳かき

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