03年8月15日 コンクリート圧縮強度バトル カチンカチン王決定戦!!
ゲスト:伊集院光(進行)、槇谷英次(解説)、各校代表(関東学院大、慶應義塾大学、法政大学、ものつくり大学、浅野工学専門学校、東海大学、東京工業大学、東京理科大学)
今回は、ろくな前振りもないままに企画へ突入。どういう関係かわからないが、撮影日まで1ヶ月もの間、各教育機関が3人一チームで(たぶん研究室等の単位で取り組んだのだろうが)苦労を重ねて作った、材料・配合等規定を満たしたコンクリートの強度を試験機にかけて競う。記録は、供試体が壊れて試験機が止まったときの圧力でつけてゆく。

各校は実用的なコンクリートの限界に挑戦したり、標準的な重さで高強度をめざしたり、硬い粗骨材が見つからず、資金がなかったので使用量を減らしたりと、強度で勝負というよりはそれぞれにコンセプト・特徴を持たせた独自の配合で供試体を作ってきた模様。また、試験中は徐々に圧力をかけていく関係で時間がかかるため、フリー質問コーナーで時間をつぶした。メモ魔の学生・供試体に名前をつける学生などがいた。破壊の瞬間が近づくたびに伊集院とタモリはビビりっぱなし。特にその瞬間は、伊集院は毎回「あ゛ーーーーー」と絶叫。成績は以下の通り。

  大学 記録
1位 東京理科大学 1500kN以上
2位 東京工業大学 1166kN
3位 東海大学 1076kN
4位 関東学院大学 1043kN
5位 慶應義塾大学 973kN
6位 法政大学 820kN
7位 浅野工学専門学校 786kN
8位 ものつくり大学 495kN

各校の配合表はこちら。優勝した東京理科大学については1500kNを少し超えたところで破壊の時の恐怖からタモリがストップをかけた。優勝賞品は、タモリの直筆「おめでとう」コメント・サインを入れたコンクリート供試体。いちばん最後には破壊シーンだけを集めたダイジェストが流れた。


学生時代の専攻の関係で「コンクリート材料データブック」なんてものを持っている、半端にコンクリートを齧ったわたしだが、その中途半端な知識が幸いしたようでわりと面白かった。「へー、混和材入れないのね」とか素で思ったりしてた。セメントジャーナル社まで取材に来た普通の企画で特に笑いもないため、全く知らない人にはちっとも面白くなく、専門的にやってる人にはヌルすぎる(そうでなくてもヌルいけど)企画かな、と思われる。今回は神奈川県(横浜市)でのロケで「10年ぶりくらいの遠出」と言ってるけど、4年前に伊豆沼津に行ったロケは? 同じく4年前の野田ロケは? スペシャルの新幹線ロケは置いておくとしても、そのへんはもう忘れてしまいましたか。そしてロケ地が関東学院大だったから槇谷が出演ってことなんだろうけど、コンクリートっつったら小林一輔じゃないのかな…出るとはとても思えないが。
学生が初々しくていい感じ。これだけ多い素人を束ねられるのはラジオで鍛えられた伊集院ならでは、なのかな。石井正則じゃまだここまで到達できないだろうし、キッチュはしれっと素人をこてんぱんにしそうだし。ところで東京理科大、必勝!として臨んでいるが一校だけプレストレストじゃないの? それっていいの? それともわたしの思い違いですか。

空耳アワーの結果

安斎肇、勝手に観光協会の全国ツアーに出るらしい。彼はオカリナで参加。

ミュージシャン 曲名 賞品
ニッケルバックホエア・ドゥ・アイ・ハイド手ぬぐい
プルヘリアラ・トライシオン手ぬぐい

戻る