09年8月7日 只今絶好調工事中! 大橋ジャンクション完全踏破!!
ゲスト:江川達也、マギー(進行)、なだぎ武、高橋邦博(解説)
目黒区大橋に建設中の大橋ジャンクション。山手トンネルと3号渋谷線とを結ぶジャンクションで、現場には土木ファン垂涎の夢の空間が広がっている。今回は大橋ジャンクションを徹底的に見ていく。工事を見るために現場近くに見晴らしのいいマンションを買った(でも手前に33階建てのマンションが建った)という江川はテンション上がりっぱなしだ。

スタートはジャンクションにつながるシールドトンネルの入り口。松見坂の立坑だ。ここから全長約430mのシールドトンネルを歩いてジャンクションを目指す。建造物の大きさとしてはジャンクションばかりが注目されるが、立坑も深さ60mとかなりのもの。まずはこの深さを階段で下っていく。スタート地点にはタッチパネル式の入坑管理画面(とでもいうのだろうか)がある。ここから一同大喜び。

階段を下りて着いたのは、山手トンネルでは外回りに相当するシールドトンネル。本来は新宿・池袋へ向かうルートだが、今回は逆向きに歩く。トンネル内部は耐火パネルで覆われていて、セグメントの発火を防ぐ。また、送排気はダクトを通して行い、ジャンクション内部に換気設備を設けて最終的にはそこを通す模様。一見だいぶできているように見えるトンネルも、照明・消火・舗装などの設備関係の整備がこれからで、まだまだのようだ。ただ、将来的には環状品川線に接続するだけあって、そのあたりの準備はすでにできている様子。

しばらく進むと足場の組まれた一角が。資機材搬入用のレールがひかれているのだ。概ね運び終えて既に撤去作業に入っているようだが、鉄道ファンもまず見られないであろうバッテリー式機関車などがまだ残っていた。また、このあたりは重要構造物(国道等)のそばということでセグメントが鋳鉄製になっていた。とはいえ、国道の下などを掘って底が抜けないか、というのは当然出てくる疑問だが、これはシールドマシンが掘進と同時にセグメントを組み立てていくことにより対応しているとのこと。なお、本トンネルは道路の下が通気ダクトとなる予定で、真ん中で仕切って送気と排気とを分けるらしい。

ようやく大橋ジャンクションにたどりついた一行。地下36m地点から地上35m地点まで一気に上るのだが、まずは模型でジャンクションの概要を見る。ジャンクションは一周約400mのループを有し、これを2周半程度で高架の3号線へ接続する。ループ内の通気ダクトは道路下ではなく内周に設置し、これをループの中心に建築する換気施設へ接続。施設の屋上は公園になるという。と、概要を知ったところでタイムアップ。次週でジャンクションに潜入する。


規模としては2週連続ということはわからないでもないが、この地味なメンバーで引っ張る内容だろうか、という気もする。「ここはこうなっている」という説明が多く、「こんなところがスゴい」というアピールがあまりなかったような。そのへんは来週に期待。地形クラブシリーズでは自説ばかり持ち出して鬱陶しい江川は、今回は目の前の事象を見るしかないわけで、おとなしくて悪くない。前回のジャンクション企画にも出演したし、地形以上にジャンクション好きなのかも。タッチパネルの入坑管理にはびっくりした。入口と出口が違うから、と言われればそれまでだが、灘儀がボソッと「普通、札なんですけどねえ」と言っていたように、プレートをめくるのが普通のはず。自分が行った現場ではこんなハイテク管理、見たことがない。電子化はこんなところまで、と感慨深かった。タモリがゴルフを止めたことについて述べていたがそんなことになっていたとは。結局例の事故がきっかけということか。止めたこと自体は有名なのかもしれないけど、この番組で触れたのは初めてのような気がするので。

空耳アワーの結果

いつもよりかなり早いタイミングで入った。

ミュージシャン 曲名 賞品
フー・ファイターズエイント・イット・ザ・ライフ手ぬぐい
ビョークアース・イントゥルーダーズ手ぬぐい
ルーペ・フィアスコティルテッド耳かき

戻る