09年8月14日 只今絶好調工事中! 大橋ジャンクション完全踏破!! 後編
ゲスト:高橋邦博(解説)、マギー(進行)、江川達也、なだぎ武
先週に引き続き、大橋ジャンクション。前回終了のジャンクション入口からスタートする。

2周ほど回るジャンクションのループ、勾配は非常に緩やか。しばらく進むとかなり開けた空間になる。カーブが続くことから、前方車両の視認性を高めるための措置だそうで、内周は何もない空間となるようだ。さらに進むと、ループ内に資機材を下ろす大型エレベーターが出現。見学したときは床版の輸送中で、階層間を20分ほどかけて昇降するのだとか。また、機材の輸送車はリモコンで操作するらしい。

ループを1周したあたりには新宿方面と品川方面との分岐予定箇所が。品川方面には仮設の壁が立っていて、徐々に取っていく予定とのこと。1周半すると、工事用車両の搬入口へ。ここからループの内側へ通じているのだが、通気ダクトも見える。ダクトはジャンクション完成後は当然歩けないので、ここで夢のスペシャルイベント第1弾、「通気ダクトを歩く!」を敢行。ダクトから出てさらに進むと段差(調整コンクリート)が。内周に排水設備が備えられた道路断面を見ることができた。ループが終点付近になると、アスファルトの仮舗装区間へ。あとは区画線を引くなどの仕上げのみ、という段階だ。照明もほぼ完成形なのだが、一つだけボルトが1本締められていないものがある。そこで夢のスペシャルイベント第2弾、「電灯のボルトをしめる!」。タモリが最後のボルトを締め、簡易的な点灯式も行った。当然タモリはご満悦。

いよいよループが終了し、3号渋谷線からの連結路を間近で見られる坑口へ。渋谷線からのルート、真上にある渋谷線へ流れるルートと4本の曲線が見え、ようやくジャンクションらしい画になってきた。そのまま用賀方面からの連結路を進み、まだ連結されていない端部まで行く。未完成のループの断面もはっきり見え、一同から歓声があがる。江川はループと連結路に挟まれたマンションが気になるようで、しきりに住みたがっていた。今度は、渋谷線へ流れるループの側へ。地上35mの高層部だ。渋谷方面へはまだ連結されておらず、やはり端部(同時に最も高い箇所である)まで行く。見晴らしはかなりいいようだが、さすがに高いようで一同怖がっていた。あとは部材をいくつかつなげば連結は完了するらしく、どのように繋いでいくかが解説された。

最後はループ部の屋上地点へ。公園予定地だ。ループと同様に緩い勾配がついている。ここで、首都高速道路からサプライズのオファーが。大橋ジャンクションのランドマークイラスト作成を依頼された(ジャンクションの完成は平成22年3月ということなので、既に決まっているのではという疑念もあるが)。江川が中心になってデザインされたイラストは、ジャンクションのループを織り込んだものに。原図を江川が、着色をタモリやなだぎが行い、かなり豪華なマークが完成。これを高橋が上層部へ持っていくわけだが、あくまで一案としての伺いになるようだ。何とか採用の確約を取りたい一同だったが、高橋は最後まで首を縦に振ることはなかった。


ジャンクション見学という点では今回の方がそれにそぐうものであるし、実際まだ架かっていない道路の端部なんかはなかなか素敵だったが、前回の方がまだ楽しかったような気がする。トンネルに比べて工事が進んでいるように見えたし、より完成に遠い方を見るのが好きということなんだろうか。というか立坑の構造が好きというだけかも。先週からとくに笑いもなく、随所で一同が驚き興奮するだけの企画なのでとくにどうということはないが、最後のシンボルマークの件で高橋が「これでいきます」と最後まで言い切らなかったのには共感。確証が持てないと言い切れないよなあ。よくわかる。また、空耳を挟む形でなぜかアイキャッチが作られていた。その場で撮っているので、本編の時間調整というわけでもないはずで、入れた意図を知りたいところ。

空耳アワーの結果

ミュージシャン 曲名 賞品
エネヘ・ラ・バンダボクは楽しんでいるのに、何で君が嫉妬するんだい?手ぬぐい
ストライパー愛のすべてを手ぬぐい
パラモアハレルヤ耳かき

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