04年5月21日 | 土木界のアート! ジャンクション鑑賞会 | ||||||||||||||||||||||||||||||
ゲスト:ほんこん(進行)、江川達也、柳瀬直裕 | |||||||||||||||||||||||||||||||
きょうのテーマはジャンクション。といっても所謂アイキャッチではなくて、高速道路が合流するポイントのほう。その美しさは土木系芸術の最高峰とも呼べるもので、マニアも存在するらしい。今回出演の江川や柳瀬もマニアで、江川は小学生の頃からジャンクションを描いており「東京大学物語」にもしれっとジャンクションを登場させたし、柳瀬は柳瀬で同人誌を発行するほどで、ともに筋金入り。さらにはタモリも潜在的ファンを告白して盛り上がる今回は、そうしたジャンクションの魅力に迫る。 ジャンクションには合流点から伸びる主要道の本数で三枝交差と四枝交差に分けられ、三枝はさらにY型とトランペット型に、四枝はクローバー型・タービン型・対向ループ型に分類される。日本にはここ20〜30年くらいの間で増えているらしい。あまり乗れていないほんこんも子どもの頃何とはなしにジャンクションに未来を感じたらしいが、それに周りがすごい食いつき。ほんこんも実はジャンクションファンと認定された瞬間だった。しかし、日本最初のクローバー型ジャンクション・鳥栖JCTで内輪的盛り上がりを見せる三人に対してはちょっと引いてた感じ。 アイキャッチのほうのジャンクションも交えつつ、ジャンクション鑑賞へ。鑑賞したのは以下のとおり。模型を見ながら(スタッフ作成、よくできてる!)進めてゆくが、周りの地形までは再現できず。江川はそれに不満のようだが、予算という厳しい現実もあるのだった。また、マニアの楽しみは走るよりも愛でること、なぞることにあるようで、それはタモリに言わせれば「前戯しっぱなし」、柳瀬に言わせれば「行く(イク)ことがない」とのこと。
後半は、後付けでバイパスができたせいで高速道路なのに右折車用信号がついてしまった美女木JCTの理想形を考える。江川はこの企画の話を受けてから仕事そっちのけで10パターンくらい考えていたようだが、その中でも最良と思われる案(右折専用の層を追加する)をその場ですっとタモリが出すというマジックが炸裂。他にもドイツのようにUターンを取り入れる、地下を使う、信号をなくして警官を真ん中に配する、単純に信号をなくしてクルマは注意して進む、という案が出てきた。 最後はタモリ案を江川が描いた理想の美女木JCTを見つつ締め。江川はほんとうにジャンクション漫画を描きたいようだが、さすがに一般には受けないようだ。 あーだめです、こういうのには弱いのです。理系の血を感じてしまう回。もう少しじっくり模型を使って構造を見たかったところだが時間的に致し方なしか。それにしても去年あたりから土木・建築関係ネタがやけに目につきますがどういうことですか。構成作家が代わった感じもしないから、趣味が変わったってことか? 江川はいままででいちばん良かった。ジャンクションスキスキってのが滲み出ていた。こういう人は憎めない。と言いつつ前回の気象予報士はダメだったわけだが…好みの問題か。番組内で猛烈な成長を見せたのがほんこんで、前半は一線を画していたのに後半は普通に会話に入ってくるのが素晴しい。彼の成長物語かと見紛うばかりである。 空耳アワーの結果 安斎、今回はジャンク品でアートする回だと思ってたらしい。はいわたしもそう思ってました。3本目は女子の投稿ということでTシャツ。女子が興味を持つネタを全然やってないことを踏まえ、「来週から、スイーツ情報でもやるか(笑)」とタモリ。
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