09年3月20日 | 緊急入学!! 東京クレーン学校 | ||||||||||||
ゲスト:浅草キッド(博士が進行)、ken、清水章二(クレーン種類)、田中芳男(ラフテレーンクレーン)、野原武繁(天井クレーン) | |||||||||||||
テレビ業界にも不況の波が押し寄せる昨今、芸能人も手に職つけなければ!ということなのかどうかは知らないが、平和橋自動車教習所にはクレーンの専門学校・東京クレーン学校があるらしく、今回はここへ一日入学、クレーン運転士の技術を習得する。 まずは机上の学習、クレーンの語源(鶴)や日本語で起重機と呼ぶことをジャブにクレーンの種類を学ぶ。免許自体2種類あり、クレーン・デリック運転士免許で運転できるのは天井クレーン、ジブクレーン、ケーブルクレーン、テルハ、橋形クレーン、アンローダ、スタッカークレーン。覚え方があるらしいが、「天ジ橋アンケーテルハ」と語呂合わせでも何でもない呪文だった。移動式クレーン運転士免許で運転できるのはトラッククレーン、ホイールクレーン、クローラクレーン、鉄道クレーン、浮きクレーンである。 続いて移動式クレーンの実技。ラフテレーンクレーンを田中から教えてもらう。田中によれば、一番のポイントは振れ止め。吊り荷の振れる方向に連動させてフックを動かし、荷の振れを止めるという技術だ。この振れ止めを、田中の模範実技のあと見よう見まねでやってみる。練習は2分程度のみのぶっつけと、かなり無理のある展開だが、トップバッターの玉袋はいきなり成功(ただ、最初に振れさせすぎてポールを倒してしまった)。kenも見事成功で、田中に「5年くらいやってますか」と言われていた。タモリもさすがに止め、田中のアドバイスの下で試しにやってみた前後の振れ止めもうまくいった。 次は天井クレーンの実技。ポイントは斜行。横行操作と走行操作を同時に行わねばならないだけに難易度が高い。今回の実技コースではこの斜行が最後に現れる。野原の模範実技のあと、いよいよ実戦。玉袋はやや振れ気味に動かしながらも斜行はクリア。「運がよかった」ようで…。kenは振れ止めはうまくいったものの、斜行の際のタテヨコのバランスが良くなかったようで、ここで失敗。タモリは落ち着いて運んでいったがやはり斜行で失敗。泣きの一回は何とか成功した。玉袋の評価が一番高くなり、博士からは「接待クレーンができていない」と非難されていた。 クレーン自体は面白そうだなとか、いきなりでも何とかなるもんだなというくらいの感想しかないが、教官陣が揃って好人物なのとkenの起用がいい感じに作用して和やか。厳しそうでいてヨイショも忘れない教官たちはプロだなあと感心する。久々出演のkenちゃん、「左官以来」と本人は言ってるけど、その後鉄道麻雀に出てますよ…。まあ、企画に向かう姿勢としては左官の時のものに限りなく近いので、そちらが印象に残るのも仕方ないのだろう。左官の時と同様、彼に人気ミュージシャンとしての雰囲気は全く感じられないが、逆にこのような場面にも違和感なく溶け込めるというのはいいと思う。出演のたびに彼の好感度が上がって仕方ない、どうしてくれよう。天井クレーンの際には接待クレーン云々の非難はあった(それ以前に玉袋がうまくこなしたのも意外)とはいえ、これがかえってタモリが何でもソツなくこなせるわけではないということが示されて良かったのでは。「非常に地味」としながらも振れ止めの様子がはっきりわかる各人の操作とカメラワークはさすが。 空耳アワーの結果 田口トモロヲ、LASTORDERZに加入。ボーカルとしての加入だそうで、安斎の知らぬ間にレコーディングも行われていたそうで…。
|