06年9月1日 | ホリプロ南田持ち込み企画 第2弾 鉄道マージャン 東風戦!! | ||||||||||||
ゲスト:なぎら健壱、ken、南田裕介、豊岡真澄 | |||||||||||||
雀荘というぱっと見では鉄道と無縁なところへ、山手線ダービーで好評を博した南田がふたたび企画を持ち込んできた。持参しているのは駅名が印字された(というか、駅名シールを貼り付けた)牌。駅の名前で麻雀、鉄マンをしようというのだ。「初」を含む駅は發扱い、「十」も牌に入っている、二つ数字の入っている駅名はどちらの扱いにしてもよいなど特殊ルール満載だ。kenも電車に関しては「見るのは」そこそこ好きだということがわかったところで早速スタート。タモリが起家で、以降なぎら→南田→ken→タモリという回りだ。 東一局は一巡目でいきなりなぎらが立直。皆が振り込まないよう慎重になる中徐々にたまる捨て牌。そのうち、タモリと南田が捨て牌駅に関するトークを始める。そうこうしているうちにkenがタモリに放銃。対対和、三暗刻、白と麻雀としては高めだが、電車的にはいまいちのようで、電車的な組み合わせに期待したいという南田の独断によりわずか1,000点に。憮然とするタモリであった。で、なぜか流れて東二局。ここではkenが二順目で立直。東二からは南田持参の電車カードも点棒と合わせて出すことになった(和了るともらえる)。直後になぎらが作った槓子からの捨て牌で和了。立直、一発、平和と安めだが、都営つながりの順子があったためこれが一飜扱いになり平和と都営で二飜2,600に(立直一発は?)。自分の1,000点に対する得点の多さにタモリは「鉄道は厳しいなぁ」とボヤく。東三局は知らぬ間に手ができていたタモリが自摸。平和と一盃口があるうえ、JR順子を2つ、地下鉄順子、ドラ2つを乗せて跳満だ。 各地の駅弁を食べて腹ごしらえもしつつ東四局。ここではなぎらがまたしても槓子をつくり、「カンの上」というよくわからない独自ルールを編み出して手を作る。明らかに多牌で麻雀的に和了れるのかが懸念されたが、流局。南入。五順目くらいでなぎらが立直。kenも(カード欲しさに)追っかけ、下家のタモリの捨て牌で即栄和。立直、一発、平和、一盃口、さらにJR順子、赤ドラ(廃線は赤ドラ扱い)、ドラ2つに裏ドラも2つ乗って倍満。南二局では南田が振聴(正しくは振聴気味)立直。タモリの「六町」で栄和したのだが、立直のときに捨てたのは「六軒」。南田の言い分では、私鉄の順子をつくるためで、六町はつくばエクスプレス、六軒はJRだから振聴ではない、と。頑なに振聴でないと主張する南田だが、なぎらが順子が一つ成立していないことに気付く。錯和きたー。 南三局は南田が相当やる気で立直。わくわくしながら牌を待つ南田だが、そこでタモリがkenの捨て牌から門前で栄和。全部三文字以上という手に廃線赤ドラ、私鉄順子、JR刻子がついた。ただ、なかなか苦労したらしい三文字以上は一飜とされてしまいタモリはがっくり。と、オンエアはここまで。タモリの圧勝で終わったようだ。 萬子・筒子・索子の別がないことや組み合わせの妙が求められることを思えば、麻雀というよりはドンジャラに近いかもしれない。「これ見てる人面白いのかなあ」となぎらはぼそっと言っていたが、いやいや面白いですよ。どうも全部を流してはいないようだけど、これは全部見ても飽きなさそうだしまたやってほしい。タモリと南田のどうでもいいっちゃどうでもいい四方山話が次々に炸裂するのがいいし、南田のいいかげんな点計算もいい。そしてkenちゃんがとぼけた味わいを出しているのもステキだ。「鮮度が悪いのかと」あたりの天然発言はいいなあ。以前出演したときもそうだったけど、番組の空気に合ってる。もう少し出てもいいと思う。南田が出る企画ではおなじみの豊岡は電車アイドルの道をより突き進んでいるようで自前の帽子を持参。ただ、出番が極端に少なくてkenちゃんを抜くときに後ろに小さく控えるのが見えるのがちょっと切ない。なぎらは「今まででいちばん喋らないかも」と宣言した通り、あまり喋らなかった(あるいはカットされてた)が、チョンボに気付くのはさすが。 空耳アワーの結果 安斎とみうらじゅんのラジオ番組の後継企画がスタートしたそうだが、そこでエアギター企画のときに盛り上がったエアセックスから転じてエア前戯をすることになったらしい。ネタはシャルム鈴木から2本。好調だ。
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