04年11月19日 KARA-BIKI JAPAN COMPETITION
ゲスト:クリス・ペプラー(司会)、安斎肇、萩原健太、大槻ケンヂ、空弾きスト
先日、エアギター世界大会でyes,mama ok?でおなじみの金剛地武志が4位入賞を果たしたニュースは一部でずいぶんと話題になったものだった。今回は彼に続けと、世界を狙える人材発掘を目的として予選を勝ち抜いた素人を集めてエアギター大会。日本風に空弾きと名付けて行う。タモリをはじめとする4人が審査員。

まず出てきたのは佐藤翔「エンジャル・オブ・デス」(スレイヤー)。ギターをぶち壊すパフォーマンスもこなした。実はギターが弾けないという彼だが、審査員一同はなかなか楽しんだようだ。余興として見せたビジュアル系の動きも好評だった。続いて永吉晋作「バッド・ボーイ・ブギー」(AC/DC)。来日時にサインを貰ったというアンガス・ヤングファンで、彼を意識して短パンで登場。そして高田大輔・田所俊義「限界LOVERS」(SHOW-YA)。二人組ということもあってか、ツインでセックスマシンガンズばりのパフォーマンスを披露。萩原に「ショーパブを見てるみたい」と言わしめた。

後半戦は岡見高秀「パーク・アット・ザ・ムーン」(オジー・オズボーン)から。ギター・マガジン編集部だけあってか、細かい動きや演奏後の動作も見事。前田裕介「ピープル・イコール・シット」(スリップ・ノット)は唯一ドラムで参加。見た目にわかりやすいので審査員一同も感心の風。トリはきくまる「ジュース」(キッス)。ジーン・シモンズになりきったプレイだが、きくまる本人の人の良さがにじみ出た感で、そのあたりや実際には弾いていなかったところを突っ込まれまくり。

以上のノミネートから、高田・田所組が優勝した。コンビネーションプレイが功を奏したようだ。賞品はトロフィー。最後は全員でディープ・パープルを空弾いて終了。


世界大会の動画も入賞の報が流れてすぐ見に行ったけれども、粗くて何をやってるのかよくわからなかったので、ああ、こういうことをやってるのねと納得。金剛地も出てくるのかなと期待したが出てこずがっかり。それはともかく、今回は「ギターは持っているとカッコイイのに持ってないとどうしてこんなにかっこ悪いんだろう」という萩原の言葉が多くを言い表している感。ただ、間抜けでかっこ悪いんだけれど、憎めないというか。そんな感じが全面ににじみ出ていて好印象。エアギターならぬエアセックスの話題がまた間抜けでしょうもなくて良いと思う。安斎が「今回も遅刻してきた」ってのが良いと思う。わざわざ「KEKKA HAPPYOU」なんて表しているのが良いと思う。でもせっかく予選に出てきたロマン優光を本選に出さなかったのはどうかと思う。まあ音楽ネタ+健太即ち強力ということで。

空耳アワーの結果

安斎、みうらじゅんと呑み屋でエアギターをやっていたらしい。

ミュージシャン 曲名 賞品
スリップ・ノットディスパイズ手ぬぐい
ミッシー・エリオットプレイ・ザット・ビートTシャツ
マッコリー・シェンカー・グループバッド・ボーイズTシャツ

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