08年12月5日 | 地デジ検証シリーズ 第二弾! 地デジ対応に対応しきれなかった男達 | ||||||||||||
ゲスト:土屋礼央、アンガールズ、劇団ひとり、勝田和宏(進行)、時崎D | |||||||||||||
この番組が地デジ対応していないことは以前の放送で扱われたが、そうは言っても地デジの波は押し寄せていて、タモリ倶楽部以外のテレ朝バラエティーはすべてHD化が完了しているのだとか。そういう状況であれば制作スタッフも地デジに詳しくて然るべきだが、対応に失敗してしまったスタッフがいるらしい。今回はそんなスタッフを反面教師に、ひとり(彼はタモリと同じカウンセリング的立場)を除くゲストの状況も考えながら、よりよい対応策を探る。 登場したのは時崎。2006年の引っ越しを機に機器を購入したのだが、その時の予算がテレビとレコーダーで合計11万。それでもAQUOSとスゴ録を買っているようで、何が失敗したかというと、ハイビジョン対応なのに4:3の15インチモデルを買ってしまったこと。上位の16:9モデルとの価格差、1万円をクリアできず、問題は勉強不足ではなく資金不足にあった、という例。それでも、上下の黒い部分(レターボックス)には目をつぶって16:9で見ることにした時崎。ただでさえ小さな画面がますます小さく…。やはり不満があり、結果的にはアナログ視聴をしているという。 ハードディスクレコーダーはVHSがついた3in1タイプ。ただ、テレビと同様予算の壁により、アナログのものを買わざるを得なかったとのこと。そこで考えたのが、テレビのデジタル信号をOUTにしてレコーダーにIN、それを録画しようというもの。まあダメだったわけだが…。結果として、録画もアナログで行くしかないとのこと。 ゲスト一同にもそれぞれ問題はあるようで、5年前にアナログのテレビパソコンを32万で購入してしまったとか14インチのアナログテレビに地デジ対応レコーダーをつなげたら画面が小さくなったとか地デジのアンテナがないのに42インチのプラズマテレビを買った(さらに地デジアンテナ導入までアナログ4:3で見ていたら画角の焼き付きができてしまった)とかいる人の数だけ問題が出てくるという感じ。中でもひどいのが勝田で、テレビに表示されるメールの案内がレターボックスなのかと思っていたとか、そのメールは「開くと(テレビが)壊れちゃいそう」とか、それでいて「総務省からの案内なのかと…」とか機械音痴ぶり大爆発。「以前はGコードで簡単に予約できていたのに最近は難しくて妻任せ」というのも…。そんなだからひとりには「テレビ局の人ですよね?」と呆れられていた。 さて、時崎Dの問題に対する根本的な対策は買い替えろ、ということなのだが、目下フレームが気になるということであればフレームを隠してしまえ、という方向に話が進んで地デジ対応のオリジナルフレームカバーを作ろうということになった。テレビを消しても16:9に見えるよう、ディスプレイの一部を工作で隠すというもの。これをしっかり貼って、時崎のテレビも見た目だけは完全な地デジ対応になった。あまりの見た目の良さに売れるかも?と商売っ気が出てくる一同だが、これでタモリ倶楽部を流して見ると結局左右に帯が。もはや無限ループ。 前回から2ヶ月しか経ってないというのにまた地上波デジタル放送啓蒙企画か! この間隔はひどくないか。しかも内容がまるでアメトーークの家電芸人。いろいろとぼんやりした疑問が残る回だった。アメトーークでは特に何とも思わないのに、ひとりの話が妙に鼻についたのも不思議。解説役は事情に詳しい素人でもよかったような気が。見所は勝田の機械音痴ぶりほぼ一点。録画とかレターボックスだけではなく、家電の配線もしたことがない(すべて業者任せ)というのにはびっくりだ。そういう類の人がいるというのは、頭でわかっているつもりでもいざ目にするとやはり驚いてしまう。そのうえ秋刀魚はほとんど食わないわけだし、何でも人にやってもらっていた超がつく坊っちゃんなんでは…。それともあれか、よくよく見たら登場時のテロップが勝田「和広」になってたので、今回出てきた勝田は別人なのかもしれない。 空耳アワーの結果 16〜25日、安斎親子の親子展がギャラリー東京バンブーにて、23日、フーレンズのクリスマスライヴがLIVE HOUSE FRIDAYでそれぞれ開催。
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