08年7月25日 どこでも酒場シリーズ最終章!? ついに台所で呑む!!
ゲスト:高橋克実、城咲仁、堂真理子、上宮菜々子、島本真衣
さまざまな場所で呑む企画を行ってきたこの番組だが、タモリが一番好んで呑むところは台所。立ち呑みに近い感覚が得られるのもポイントのようだ。ということで今回はその台所で、各々料理を作りながらガンガン呑む。女子アナ組は料理を作るというわけではなく、食材を持ち込んできただけで、その後は別室での食べ要員。

さっそく乾杯しての一発目は城咲の塩ポン酢を使ったシーフードマリネ。和の材料(ここでは塩ポン酢)を使って洋風の料理にするというのがキモで、タモリもその精神に賛同していた。できあがったのはさっぱりしたイタリアン。もう盛り付け前のボウルからつまむタモリたち、食って呑んでと序盤から飛ばす。続いて高橋が大好きなきんぴらごぼうを。店売りのきんぴらが甘すぎる、と自分で作るようになったらしい。ごま油とめんつゆのみという味付けに恐る恐るだったタモリや城咲も、思わず顔がほころぶ出来だった。

ここからタモリのターン、まずきゅうりの中華風漬物。浅漬けでも深漬けでもない、きゅうりの食感を活かしたシンプルな一品に城咲も高橋も大絶賛。続いてフルーツトマトとスナップエンドウのサラダ。バルサミコ酢とポン酢を合わせるというアイデアが際立つ一品。高橋はこのへんでもう酔っ払っている。勢いの止まらないタモリ、次は鯵のマリネ。既に真っ赤なタモリだが、それでも鯵をさばいて洋風のマリネを和風の味付けに。そして応用編として鯵のマリネのバゲット・サンドも披露した。

しばらくタモリにもてなされっぱなしだったゲスト陣も腕をふるう。城咲の2品目は白菜の塩昆布和え。あまりに簡単な料理だが白ごま油が実に効いてつまみに最適な加減になったようだ。そしてまたしてもタモリ、今度は豚のしょうが焼き。しょうが焼きは漬け込んではいけない、という持論のもと、料理上手の城咲も驚く工程で作り上げるタモリ。出来上がりはみんなびっくりの絶品料理に。

最後は高橋の豚バラと白菜の土鍋蒸し。スタッフからもくだらないと言われながらも不屈の精神で次から次へとネタを仕込む高橋。トークはともかくとして料理は当然のごとくうまく、女子アナ別室に持っていっても両手を合わせての歓声。しかし高橋は、持っていった時点で自分のきんぴらがまだ残っていたことにいたくがっかりしたようだ。なお今回作られた料理のレシピ(分量は示されていないが)はこちら


井筒監督も浅草キッドも出ない呑み企画が実現するとは思わなかった。中核はポン酢の時と同じメンバー、たぶん同じスタジオなので和気藹々と進んでいい感じ。高橋の女日照りをネタにしたツッコミが容赦なくてよかった。城咲は料理の腕もさることながら「うふっまっ」という実に美味しそうに食べて、この番組に出てからというもの私的好感度がうなぎ上り。タモリに「仁くん」、高橋にも「仁さん」(なぜさん付け?)と呼ばれていたし、先輩の受けもいいのだろう。女子アナ組(新人でもないのに上宮さんも島本さんも初めて見たよ…)は別室だったので華という位置付けでもなかったし、何のためにいたのかよくわからなかった。高橋のモチベーション対策だろうか? 敢えてマイクで拾っているのか、スタジオを撮っているときも別室の文字通りかしましい声が聞こえてきていて、この内容ではあまり視聴者の好感度は上がらないのではなかろうか。登場時に「なぜ松尾ちゃんを出さない!」と思っていたが、これなら出なくてもよかったか。

空耳アワーの結果

安斎、勝手に観光協会で石垣に行った折にみうらと取っ組み合いの大喧嘩をしたらしい。

ミュージシャン 曲名 賞品
ザ・バンドジェミマ・サレンダー手ぬぐい
カーディガンズユア・ニュー・ククー手ぬぐい

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