08年3月14日 空耳アワード2008 後編
ゲスト:クリス・ペプラー(進行)、マーティ・フリードマン、安斎肇、木村カエラ、桜庭和志、NIGO、近田春夫
先週に引き続き空耳アワード。

空耳ニュース2008は5位から。5位は「ソラミミスト問題勃発!!」。安斎が来ずに急遽マーティが代役を務めた話。当時、安斎とどちらがふさわしいかを募った結果をここで発表した。結果はマーティ3票、安斎1票(高橋力票)の計4票だった。4位は「マーティ またまた“逆空耳”発見」。B'z「OCEAN」とmihimaru GT「いつまでも響くこのmelody」から映像つきでマーティの発見した逆空耳を紹介。1本目はマーティしか受けなかったが、2本目はクリスも同調。で、マーティは当然のように耳かきをもらおうとしたが、タモリはそれをあっさり却下。3位は「ビギン サインを求められる」。ロケ中、学生にサインを求められたとのこと。2位は「興奮! 外タレ続々登場!」。当然外タレではなく、外人のエキストラという話だが。1位は「出ました! なんと4年ぶり!!」。ジャンパー。耳かき王子が獲得。

オンエアされた空耳は下記の通り。歴代グランプリ作品は、グランプリ発表後にもう少し見たいという桜庭のリクエストに応えたもの。
  1. メタリカ「ザ・ショーテスト・ストロー」(メタル部門
  2. メタル・チャーチ「ライン・オブ・デス」
  3. アイアン・メイデン「キャン・アイ・プレイ・ウィズ・マッドネス」
  4. パンテラ「スーサイド・ノート・パートII」
  5. ジョアン・ジルベルト「許してあげよう」(ここからボサノヴァ部門
  6. ジョアン・ジルベルト「夜明けのベランダ」
  7. エリス・レジーナ「マスカレードの夜」
  8. オマリオン「アイス・ボックス」(ここから外タレ出演作
  9. ダリル・ホール&ジョン・オーツ「エヴリタイム・ユー・ゴー・アウェイ」
  10. ロイ・エアーズ・ユビクティー「ロンサム・カウボーイ」
  11. サイモン&ガーファンクル「老人の会話」(ジャンパー受賞作
  12. チャビー・チェッカー「レッツ・ツイスト・アゲイン」(ここから男性シンガー部門
  13. ルイ・アームストロング「チム・チム・チェリー」
  14. アッシャー「コンフェッションズ・パート2(リミックス)」
  15. キング・クリムゾン「エレファント・トーク」(ここからプログレ部門
  16. エマーソン、レイク&パーマー「悪の教典#9」
  17. イエス「ロンリー・ハート」
  18. アレア「7月、8月、9月(黒)」
  19. ジャングル・ブック「アイ・ウォナ・ビー・ライク・ユー」(2000、ここから歴代グランプリ作品
  20. アット・ザ・ドライヴイン「スリープウォーク・カプセル」(2001)
  21. マッドハニー「ヒア・カムズ・シックネス」(2004)
  22. エルヴィス・プレスリー「ボサ・ノヴァ・ベイビー」(2006)
  23. アレクシスオンファイアー「メイルボックス・アーサン」(2007)
グランプリはアッシャー「コンフェッションズ・パート2(リミックス)」に決定。投稿者へ賞品として空耳家族湯呑みが贈られた。さらに、NIGOが勝手に作った空耳Tシャツ(「楽」のロゴに迷彩を入れた)も併せて贈られた。


今回は中央でのオンエアが2月末〜3月上旬くらいと、年明けすぐにはやらずに時期をずらしている(他の2週連続企画との兼ね合い?)が、それでも過去作品除いてノミネートは39本。アワードで見て「こんなのやってたっけ?」と思うネタ、要は覚えてないネタも何本かあり、印象に残る作品が少ない、不作傾向を感じた。来年はいつやるんだろう。2週持たないのではなかろうか。ニュースはソラミミスト問題の件がよかった。仮にもテレビ番組だというのに集まった票がわずか4票というのがすばらしい(自分も送ってない)。公式にアナウンスしたわけではないにしても、視聴者層の非アクティブさが如実に表れているようで、いいことだと思った。このやる気のない視聴者に支えられる限りこの番組は安泰。マーティの方が票を集めたにも関わらず、何事もなかったかのように安斎で継続するのもいい。もうこれが2位くらいでもよさそうなものだが、企画の流れ上の順位付けだろうか。グランプリは4年ぶりのジャンパー作品ではなかったが、Tシャツ獲得作品だし概ね妥当なところか。

空耳アワーの結果

なし

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