05年7月1日 | チープな価格でナイスな音色 100円ショップで出来る民族楽器 | ||||||||||||
ゲスト:乾貴美子(進行)、劇団ひとり、若林忠宏(指導)、まこと | |||||||||||||
いまや5千億円産業と言われる100円ショップ。品数も豊富で質はともかく何でも揃っている印象で、不景気時代の強い味方だ。今回はそんな不景気の中でも民族楽器は欲しい(笑)ということで、100円ショップで買えるものを使って民族楽器をつくる。 サズーの演奏で若林の腕前を軽く再確認して、まずは100円ショップで買ったものでどんな民族楽器が作れるかを見る。フルーツまな板・鉄串・鉄棒・木片・針金でカリンバに、中小の風呂桶2個ずつ・布・菜箸・マッサージ器具(+ロープ・プランタースタンド)でチャンゴに、木製容器・丸材・布・フック型金具(+ギター弦)でエークターラにそれぞれなったが、どれもなかなか見事なできばえ。買ったほうが早そう、という価格差のものもあるが気にしない。 今回作るのは上記の楽器ではなくゴピチャント。材料は木筒、天ぷらハサミ、布、ボタン、フック型金具、ギター弦。まず木筒の中心に直径20mmの穴を開ける。20mmより大きくてもいいようだ。次に、天ぷらハサミの先に穴を2ヶ所あけて、木筒の側面にビス止めする。このとき、木筒の底を天ぷらハサミの柄の側にする。劇団ひとりは穴を3ヶ所あけてハサミの先と木筒の口をぴったり合わせたが、皮を張ることを意識していなかったようで大失敗。 皮張りは、布を水で濡らしてから木工用瞬間接着剤で木筒に貼ることで行う。ぎりぎりでハサミと木筒を止めてしまったひとりはやはり皮張りに苦戦。ビスを緩めなければ皮を張れない、皮を張るとビスを締められないというジレンマに陥っていた。皮を張ったら速乾性のニスを塗り、乾いてから中心に錐で穴を開け、ギター弦を通す。弦はボタンで止める。持ち手側はハサミの柄にフックをつけておいて、そこに弦を巻きつける。以上で完成。 なお、途中では日用品が楽器になった生活楽器もいくつか見た。出てきたのはサルテネス、アルミデス、コンボロイ、チベッタンボール。鳴らしてみないかといろいろと回ってきながらも断っていたひとりだが、唯一やりたそうだったチベッタンボールで回って来ず、自らおねだり。また、コンボロイに関係してバグラマも出てきたり、ボウルを使ってなんちゃってガムランの演奏をしたりもした。いつぞやの回のようにイメージ映像が…。 最後はみんなで舟唄を演奏。しかし、ものの数十秒で腕が痛くなるくらいしんどいようだ。DIYのせいかしら。 先生は違えどこんな回が以前あったので、どうも二番煎じの印象でいかがなものかと。まことなんてそのときも出てるし。まあ、前に比べてできる楽器がリッパで、そのあたりはこちらが上かなと思う。それにしても乾ちゃんかわいー。「ゴキゲン」なんて死語を発したり珍しくカミカミだったりでたまらん。バグラマとコンボロイのセッションでは「死にたくなってきました」と普通漏らさないような感想まで漏らしてたまらん。劇団ひとりは最近立て続けに出てきていて、なんだか番組内の地位を確立した感じ。近年のブームに対して、起用される若手芸人は相当少ないから、かなり信頼されてるのか…と思ったら太田プロのお笑い分野っていまかなりお寒いのね。太田プロ枠に入っているのが彼くらいってことですか。 空耳アワーの結果
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