04年7月30日 D・I・Yで民族楽器を作ろう!!
ゲスト:石田靖(進行)、まこと、アンタッチャブル、関根秀樹(指導)
夏休みシーズンに入った。子どもの夏休みといえばよく工作の宿題が出たものだが、いまはオトナも凝った工作などにはまることが多いよう。そんな流れに乗って今回は楽器を作る。指導に現れたのは焚き火の回に続くまさかの再登板、関根だ。

予備知識云々は抜きにして、さっそく作成に入る。はじめにつくるのはうなり弓。風を受けて振動し、金属音を響かせるもので楽器と呼ぶにはちょっと弱いか? アメリカではヒーリングなんかにも使われることがあるようだ。比較的あっさりできたので早速鳴らしてみると、確かに音がする。一同感動。全員で鳴らしてみたときは異様な雰囲気に包まれた。

この後はしばらく楽器の紹介へ。出てきたのは鳥笛、ピヨピヨヌンチャク(関根のオリジナルで鳥笛を中に仕込んでいる。振ると音がする)、竹ぼら(ほら貝の竹版)、口琴、アンクルン(竹の枠型がらがら)。口琴ではタモリが論文から得た知識を披露していたが、実はそれを書いたのが関根ということが判明し、意外な偶然に一同沸く。

さて楽器作成、続いては早い話竹を切っただけであるトンガトン。一同2本ずつ持って合奏を試みる。リズムが合うとメロが生まれるらしいが、見事にばらばらだった。単調なリズムなので難しいことは難しいのだろうけど。次に作ったのは日本人が20年くらい前に考案したという時点でもはや民族楽器ではないが、アナラポス。缶についているばねの振動が缶で共鳴する構造と思われるが、出てくる音はエレクトロニカにも使われそうな浮遊感ある音で、一同は興奮状態に。

最後はタモリが鳥笛、石田がうなり弓、まことがトンガトン、アンタッチャブルがアナラポス、関根がピヨピヨヌンチャクで合奏。見た目の間抜けさもさることながら、タモリ言うところの「それぞれの良さを打ち消しあう」ぐちゃぐちゃした演奏になった。なお、作り方が紹介された楽器のつくりかたはこちら


「受精が雑」で鮮烈な印象を与えたタモリの例えは「人口5万のところの青年団」「養老院の食事」などとなかなかの冴えを見せていたように思うが、全体的に低調。そもそも顔触れが低調か。石田が、一心不乱に自分の楽器を調整する関根に対して「アドバイスとかしようと思わないんですか」とうまいツッコミを見せたりするものの、普段はもうちょっとましだと思う。張り切りすぎなのか、山崎の大袈裟なリアクションがちょっと寒々しい。実際に作った楽器を紹介するときにアンタッチャブルがそれを持ってはしゃぐという画がカットインされてきたが、意味不明。トンガトンの演奏でまことの腕の衰えぶりが顕著になってしまってたのがちょっと悲しかった。個人的なハイライトが、関根が鼻笛で演奏したのがなぜか「蘇州夜曲」というところだからいかにも低調だ。

空耳アワーの結果

チョコベビーズ、8月13日にライブをやるようだ。会場はmorph TOKYO。

ミュージシャン 曲名 賞品
N.W.Aジャスト・ドント・バイト・イットTシャツ
L.L.クールJMr.グッド・バー手ぬぐい
ネリージレンマ手ぬぐい

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