04年12月3日 | 小湊鐵道一日入社! タモリ 芳雄の出発進行! | ||||||||||||
ゲスト:原田芳雄、松尾貴史(進行)、廣瀬英一、星野敏一、鎌滝七郎 | |||||||||||||
のっけからテンションが高いタモリと原田。それもそのはず、今回は風情ある単線で人気の高い小湊鐵道の協力を得て同社に一日入社、そのうえ実車を運転できるというのだから。そんなふたりを一日駅長のキッチュがひっぱりのんびり進む今回。 まずは作業着に着替え、廣瀬とともに基礎の習得から。手始めに路線の勉強、線路の観察を。本線にはないが、100年くらい前のカーネギー社の線路が残っており、レール好きタモリはしっかり食いつく。原田も食いつき、ふたりはいっぱしのレール職人気取りである。続いて軌道自転車で線路を走ってみる。実車じゃなくてがっかりすることを期待したキッチュだが、これはこれでふたりとも喜んでいる。次に車輌の掃除。駅長のキッチュは高みの見物、タモリと原田は汗水流すという奇妙な構図。しまいにキッチュは吊り輪にいたずらする始末。 ここでふたりは運転士っぽい服に着替え、星野から運転士としての基礎を学ぶ。聴力や視力の適正試験を交え、運転や車輌についての基礎知識を勉強。ここまで来たら実際に車輌に移り、鎌滝とともに車内の整備点検。ハンドスコッチが積んであるか、ブザーが鳴るか、切り替えスイッチを確認したか、放送設備が正常か、汽笛や電気笛が鳴るか、表示灯が正常か、車側灯が正常かといったところを確認。最後に実車を見ながら運転方法について机上の講義との照合を行う。 さて、いよいよ運転だ。今回運転するのは駅構内の約100mの区間。タモリの運転も原田の運転もノーカットで流した。タモリはそこそこうまくやったものの「ブレーキの感覚が難しい」と漏らし、原田はブレーキをかけすぎて非常制動がかかってしまった。だけどふたりとも気分は上々で、大満足の表情。共同作業として車掌・タモリと運転士・原田の運行もやってみる。一度失敗した原田の運転も、今度は見事停止標識でぴたり停めて喝采。 最後は急ブレーキすらめったにできない経験と前向きに捉えつつ回顧。とにかく笑顔で満足げだ。そして出発する運行中の列車を見送り終了。 タモリ meets 原田 with キッチュの第二弾。今回は顔を輝かすタモリと原田をひたすら追うだけの回。たまにはタモリもこういう恩恵に与ってもいいんじゃないですか。といっても最近は妙にタモリ好みの企画が多いような気はするけど。車掌・タモリ、運転士・原田をやったならその逆もあっていいと思うけど。ほのぼのとした雰囲気は良好だが、この組み合わせはシリーズ化するのかしらん。そういう気がせんでもない。番組として見るのは悪くはないけど良いともあまり思わないので、シリーズ化されても個人的にはあまり喜べないところ。 空耳アワーの結果 ペサパッロの回のネタが敷島のものだったらしい(本名の敷島でなく年寄名の錦島で送ってきたので気付かなかった模様)。Tシャツが贈られたが当然着られず、やくみつる宅にあるんだとか。また、3本目はかつてタモリの付き人を務め、番組にも何度か出演した金子祐也(世界放浪中、現在チベット滞在)から。
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