04年9月10日 | 低予算対応型の特効さんに再び挑戦!! | ||||||||||||
ゲスト:小池栄子、浅草キッド(博士が進行)、杉木優子(解説)、岡田くん | |||||||||||||
タモリに「アレダメだったよな」と回顧されるほどで、一度きりかと思っていたAVプランニングが戻ってきた。今回キッドが目をつけたのはVFXを低価格で、たとえばハンカチに火を点けても燃えないなんてことができる…ってそれは一度やってますがな。何はともあれ有名監督から次々発注も来ているみたいだし(筆跡が全く同じだけど)、今回は特殊効果の名を借りた化学実験をいろいろと。 まずは北野武から「ロード・オブ・ザ・リングのような次々に色が変化する魔法の聖水」が。のっけからゴーグルをつけたりゴム手袋をはめたりと若干危険な実験だが、インジゴカルミンの酸化還元反応で色が次々変わるという結果は鮮やかで一同びっくり。この特殊効果で映画をつくるのも前回と一緒で、「ロード・オブ・ザ・キング」がつくられた。続いて井筒和幸から「スターウォーズのライトセーバーのような怪音を発する銀の剣」。たぶんタンバリンのロールあたりと一緒で、摩擦により音を出すというもの。やや薄い反応だが、一応鳴ることは鳴った。てか剣って感じでもないけど…。つくられた短編は「アルミパイパーX」。 さらに堀内恒夫からは「デイ・アフター・トゥモローのような万物が凍りつくシーン」。ジクロロメタンの気化を使った格好で、早回しのように凍ってゆくさまに小池などは興奮。つくられた短編は「FREEZE WORLD」。そして崔洋一から「ハリー・ポッターのような白い粉が黒い巨大なモンスターに変化するシーン」。劇薬である濃硫酸の脱水作用を使うので、プラケースで蓋をするにもかかわらずゴーグルに防毒マスクといういでたちで様子を見る。なぜかシモの感想に走るタモリたち。つくられた短編は「怪奇大作戦 恐怖の白い結晶」。 以上、かかった金額はハンカチ235円、聖水44円、剣485円、冷凍1,207円、色とりどりの卵(オンエアカット)572円、モンスター200円。最後にもはやVFXとは遠い位置付けで過冷却の実験を。玉袋は事前にスタッフから「失敗しますから」と聞かされていたようだが、一応成功でめでたし。なお、オンエアされたVFXのつくりかたはこちら。 間隔が短いように思っていたけど、前回から1年半も経ってたのか…前回出演時は確か白衣だったと思うけど、今回は杉木だけかなり可愛めの衣装で登場。やや歳もいってるのでは、と思うが、似合ってしまうのがおそろしい。前回キッチュは「整形ですけど」なんてことを言っていたが、今回博士も「かなりCG入ってます」と。お約束なのか。顔触れは前回と似たり寄ったりだが、まるっきり前回と同じ展開なので感動もあまりない。「ロード・オブ・ザ・キング」が「王の道」になってたのはちょっと良かったけど。もう少し工夫があっても、とは思うがこんなもんか。岡田くんも前回に引き続きの登場だが出番が少なかった。もっといじれば面白そう。これも思い出したようにやるのだろうか? なお、番組途中で告知として吸盤の疑問を募集するとのこと。〒106-8001 東京都港区六本木テレビ朝日「タモリ倶楽部」吸盤係まで。 空耳アワーの結果 安斎、高校の実験で乱視が発覚したらしい。
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