04年6月4日 | T-SQUAREをバックに従え縦笛(EWI)を吹きまくろう! | ||||||||||||
ゲスト:ふかわりょう、堀部圭亮、T-SQUARE、クリス・ペプラー(進行) | |||||||||||||
過去2回(1回目・2回目)の経験で民族音楽の道を諦めたふかわが、今度は別の道を志向し、あわよくばFUJI ROCK FES.に出るとともに全国を回ろうという野望を抱き始めた。そこで彼や堀部が目をつけたのがEWI。「縦笛」と称して簡単にできるかのような失礼な姿勢でいるようだ。今回はふかわ・堀部にタモリも加えた3人がEWIに挑戦してT-スクエアと共演する企画。 課題曲はおなじみ「TRUTH」。まずはT-スクエアの模範演奏からだが、タモリは一発で無理だと判断。しかしふかわや堀部はあくまで「できる」と主張。この自信はどこから来るのか。ともかくも音を出してみるところからスタート。伊東もどこから教えたものか戸惑い気味だが、ドレミファソラシドから。運指はリコーダーと一緒だが意外とできないもので、タモリ以外はずれがち。 だのにドレミファソラシドができたと見なして曲の練習に移ってしまう。当然のことながら、できてない。有名なさわりの部分ならできそうだということで、そこに焦点を当ててみるも、やはりできない。15分ばかりやってみてもできないが、バックをあまり待たせるのもアレなので合わせてみることに。やはりぐだぐだ。3拍目裏の入りからばらばらで、それっぽいフレーズも出てこない。タモリだけはソロでもやってみるが、入る前のアドリブにだけ力を入れて結局まともに演奏できず。 ここでメンバー紹介。キーボード・ドラム・ベース・ギターの順に。キーボードでは、ピアノをやってたふかわがトルコ行進曲を弾いたりタモリが持ちネタ?のチックコリア風ピアノプレイ(白鍵だけ使う)や中国の弾き語り(黒鍵だけ使う)を披露したりした。また、ベースでは少々嗜みのあるクリスがチョッパーを交えた演奏を披露。ちょっとモノが違う印象で、タモリの立場がないとふかわや堀部はブーイング。 練習再開にあたり、いいかげん全部通すのは不可能だと気付いた一同は、簡単な(そしておいしい)部分だけを演奏してあとは伊東にやってもらうことに。30分あまりの練習のあと、できたからというわけではないようだが、疲れがピークということでいよいよ披露。3人が担当したのは出だし8拍と、A-A'-B-CのうちのBのところ。途中テンポを落としてもらいながらも曲がりなりにも完奏。「できた!」「途中バックがテンポを落としたの、あれやりづらかったよね」となぜか最後まで根拠のない自信に溢れるふかわと堀部であった。 民族楽器が2回続いて次がウインドシンセとはまた随分と方向が変わりましたな…。今回はこれまでと違って楽器の紹介というよりは演奏に焦点をあてた構成だったのでちょっと残念。もうちょっとウインドシンセに突っ込んでほしかった。縦笛と言われて「それぐらいの気持ちでいたほうが」と言ったりフリープレイに血道をあげているのに対して「音楽をそうやって考えるのもアリですよね」と言える伊東は大人です。心が広い。堀部たちが(うわべだけだろうが)不満を言ってはいたものの、テンポをしっかり落とせるあたりもさすがプロ。あたりまえか。ただ、よく見ると音楽ネタは2ヶ月に1回ペースですね? 間隔が短すぎやしないか。まあ、音楽ネタは外れは少ないからいいんだけど。 空耳アワーの結果 安斎、チョコベビーズでピアニカを吹いているらしい。吹いているだけで演奏は別の人なのだとか(笑)。
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