02年12月20日 2002年 ロケ弁当オブ・ジ・イヤー
ゲスト:山瀬まみ、原田龍二、アリtoキリギリス(石井は一部解説)、富川悠太(進行・解説、以上出演)、ニ平光一、南田裕介、武内絵美(以上VTR出演)
2002年も終わりということで、番組でも締めくくり企画、食にまつわる一大イベントを催すことになった。それが今回の企画である。数多あるロケ弁の中から、2002年最も愛されたロケ弁を決定するのだ。

といっても、都内で70社、500種類超の弁当から選ぶのは大変なので、アンケート調査に基づいてテレビ朝日の番組での発注数上位30種類をノミネート。この中から選ぶという算段だ。まずはそのランキングから見ていき、随時解説・試食を織り交ぜる流れで番組は進んだ。

発注数ランキングは下記の通り。タモリが若干不満を漏らしていたが、あくまで発注数のランキングということで、スタッフを多く必要とする人気番組で使われる弁当ほど上位に食い込んでいるのだろう。具体的な番組名は一つも出てこなかったけれど。括弧内が業者のなまえ。
1位 中華四種お好み弁当(喜山飯店) 16位 のり巻いなり(おつな寿司)
2位 のり2段幕の内(津多屋) 17位 チャーハンと焼きそば(chin chin)
3位 おまかせ幕の内弁当(あし柄) 18位 シウマイ弁当(崎陽軒)
4位 銀だら弁当(金兵衛) 19位 ラッキー弁当(駒春)
5位 カジキマグロのステーキ弁当(BATARD) 20位 ロースビーフステーキ弁当(紅雀)
6位 花弁当(地雷也) 21位 肉じゃが弁当(一心亭)
7位 ヒレかつサンド(まい泉) 22位 扇二段弁当(沙門)
8位 浜ご膳(太助) 23位 上すきやき弁当(荒井屋)
9位 米八にぎわい弁当(おこわ米八) 24位 彩々弁当(大剛)
10位 ヒレかつカレー(レンガ屋) 25位 特製お好み弁当(みねや)
11位 オムライス弁当(クックデリバー) 26位 チャーハン弁当(平河)
12位 うなぎせいろ蒸し 松(安愚楽亭) 27位 おにぎり弁当(やまと家)
13位 むすび幕の内膳(Rad-ish) 28位 寿山(美膳)
14位 おにぎり弁当(ポパイ) 29位 サンドウィッチ(グルメ杵屋)
15位 栗幕の内弁当(やぐら) 30位 おこのみ弁当(燦膳)

オンエアで具体的に出演者が食べたりしたのは30〜26位、20〜16位、10位、7〜1位。もともと食べることで人間は幸せになるし、各人にとっても馴染みのある弁当が多いようで、弁当ごとに盛り上がる展開となった。さらに、完全にいじめられキャラになった石塚には出演者総出で食べさせないようにブロック。富川にまであっさり断られる地位に転落。めげずに何度か試みようとするが、その都度否定されていた。また、食に関することだけあってタモリの薀蓄も随所で炸裂。1位を見て「何これ?」と言ったところもご愛嬌。

協議の結果、ロケ弁オブ・ジ・イヤーは津多屋・のり2段幕の内に決定。2位はまい泉・ヒレかつサンド、3位は金兵衛・銀だら弁当と一同納得のランキングになったよう。ひとり石塚だけは食えもせず投票もできず、不満気味であったが。最後に津多屋に電話をして感謝の気持ちを伝え、和やかな終了。


02年キャラを確立した石塚のいじめられっぷりを楽しむ回。特にタモリは怪談話のときに言っていたネタ「受精が雑」を蒸し返すことに始まり、「石塚は研ナオオさん?」「お前は突っ込むな」「お前の目はアリクイの目だ」「お前のジャンパーにはなんでアホって書いてあるんだ」「逆ギレかよ」「何だその声は?」と酷い発言の連続。石塚は石塚でその地位を受け入れているようなのでよいのだろうが。初進行の富川はアナウンサー企画で優勝したご褒美か? 石塚に対する容赦のなさはしっかり心得ているようだし、進め方も無難で将来有望。勝田や小久保とは違う! また、一部にセンセーションを呼んだ南田君もVTR出演。こうしてみると、企画だけでなくこうしたところでも02年を回顧しているのかなあ、という感じだ(南田君は01年だけど)。企画自体は内輪ネタ感が強くよくわからなかった。弁当ってあまり食べないし…。03年の開催にも若干の含みを残したが、果たして。

空耳アワーの結果

安齋がたびたびコーナーで宣伝していていた彼の待ち受けサイト、年内(02年末)打ち切りが決定したらしい。

ミュージシャン 曲名 賞品
リッキー・マーティンリヴィン・ラ・ヴィダロカ(スパニッシュ・バージョン)手ぬぐい
オージェイズ愛しのマイ・ガール手ぬぐい

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