09年2月20日 | 鉄道界のセクシーゾーン 首都圏ハミ電大賞!! | ||||||||||||
ゲスト:半田健人、六角精児、ビビる大木、勝田和宏(進行) | |||||||||||||
男たちはハミ出るものにエロティシズムを感じるのだそうだが、その観点で行くとホームから電車がはみ出るというハミ電も当然その対象。今回はそうしたハミ電の数々(首都圏は網羅したらしい)を鑑賞してゆく。 まずは今回のロケ地でもある京急梅屋敷駅。ホームが4両分、さらにホームの両側に踏切があるため、6両編成の片側2両分をドアカット。この結果、ホームから大胆にはみ出し、踏切をもまたいでしまっている。続いて東急大井町線九品仏駅。ホームが4両分で5両編成の1両をドアカット。やはり踏切をまたぐタイプのハミ電だが、踏切の向こうにも車掌確認用のホームがあるのが特徴。 東急大井町線戸越公園駅は中途半端にはみ出ており、特にホームに屋根がついているだけハミ電が際立つことに。ホームが3両分で5両編成の2両をドアカット。東武伊勢崎線浅草駅は一応ホーム自体はあるものの、急カーブで危険なために後方にフェンスが設置されており、8両編成の2両をドアカットしている。大木は実家が伊勢崎線で浅草へバイトをしに行っていたようだが、まったく気づいていなかった様子。 富士急行大月線禾生駅は民間委託の関係で駅舎兼住居という建物。ホーム3両分で4両編成の1両をドアカットしているが、はみ出している分はドア一枚分だけで、それによって該当車両がすべて開かないということになっている。江ノ島電鉄線腰越駅は江ノ電の車両が新しいだけに「これははみ出しちゃいけない」とあまり評判の良くないはみ出し方。ホームが40mしかなく4両編成の1両をドアカットしているとのこと。JR東日本横須賀線田浦駅は両側をトンネルに挟まれた駅で、ハミ電車両もトンネルに突っ込んでしまう形。ホームが10両分で、11両編成の1両をトンネルに入れてドアカットしている。 以上7エントリーから大賞を選ぶ。下町ではみ出していて、かつそれが生活に溶け込んでいる(不便さを表していない)という観点で、梅屋敷駅に決定。ハミ電トロフィーが贈呈された(誰に?)。 電車関連企画ではあるが、いつものメンバーが出ていないので普段とは一味違う、落ち着いた印象。ハミ電については「乗ってると必ずその駅に着くと思っている人が多すぎる」との過激な論が展開されたが、見ていると実際そうかも、と思わせるところがおそろしい。前回の電車企画である鉄道専門学校で六角が出ていて違和感を感じていたが、なんでもギャンブルで立ち行かなくなり鉄道趣味に転じたのだそうで、妙に語る語る。「下町が思いのほか発展した」「(ハミ電化した)理由を想像せざるを得ない」などと普段気の利いたコメントをあまり言えてない姿からは想像できないくらいだ。最近転んだ割に基礎もしっかりできていそう。こうしたメンバーになると、一応企画の良心はビビる大木になるわけだが、まったくついていけないのが微笑ましい。「そこまで考えてみなさん見てらっしゃる?」と突っ込むのが精一杯。みんなも手加減すればいいのに、タモリも半田も六角もわからない人のところまで降りてくるタイプじゃないからなあ…。 空耳アワーの結果 安斎、梅屋敷に来るのにドアカット2両の最後方に乗っていたそうで、急ぎ足で向かったものの間に合わなかったらしい。3本目は銀杏BOYSチン中村の投稿。
|