09年2月6日 | 海洋浪漫 探せ!しらす調査隊が行く!! | ||||||||||||
ゲスト:フットボールアワー(後藤が進行)、勝村政信、山田五郎、武田正倫(解説) | |||||||||||||
ホンマグロのレア度が増している昨今だが、何気なく口にしているしらす干しの中にも、店頭に並ぶ前の状態であればレアな生き物がけっこういるのだとか。今回はそれを調査しようという企画。和歌山沖で獲れた選別前のしらすから、タモリ・岩尾、山田・勝村の2チームに分かれてレアと思われる海洋生物を引っ張り出す。そのレア度を武田が判定し、対戦形式で勝利したチームがレア度に応じてしらすを貰う(レア度5で50匹)というものだ。勝村は実家が佃煮屋ということで自信を見せているが、さてどうなるか。 発見した生物はマイクロスコープで観察。最初にタモリチームが引き当てたのはイセエビ幼生。武田の解説がかなり詳細で、それだけでレア度が量れるもの。よって当然のレア度5。対する山田チームはシャコのなかま。しらすには多く入っているため、レア度3になり、タモリチームが勝利。2回戦のタモリらはタツノオトシゴ。傷のない状態ではあるが、本来入らないはずの異物らしく、武田はレア度を上げるのを渋り、結局4に。山田らはヘリコプター型のカニダマシのなかま。尻尾の先端が切れているようだが、レア度は5で山田らが勝利。 3回戦の山田らは先端だけ赤いストッキングのような長い生き物。武田も判別できず、寄生虫ではないかと推測した。レア度は5。タモリらも細長い生き物で対抗したが、こちらはヨウジウオ。タツノオトシゴに近く、レア度3で山田らの勝利。4回戦のタモリらはカメガイ。数は少ないが、常に浮いている貝なので入ってきやすくもあるとのこと。レア度は4。山田らは魚を投入。コチのなかまで海底に行く間際の姿だった。レア度5で山田らが勝利。 5回戦の山田らはしらすを出してしまい、当然のレア度0。タモリらは何を出してもまず勝てる状態になり、細長い生物を出してきた。タチウオで、レア度は3。6回戦の山田らはシイラの破片を投入。レア度3。タモリらは幼生の中でも珍しいヒラコウカイカムリの幼生を出し、レア度5で勝利。最終戦はタモリらがカニダマシの幼生をチョイス。さっき選んだものとは種類が違うらしい。レア度3。山田らはここで一度出たカイカムリの幼生を出してしまい、レア度0になってタモリらが勝利。最終的にはタモリチームが勝利、そこまでに叩き出した成績から、しらす160匹をゲットした。 前回出演が認められたのか何なのか、フットが早くも進行側へ。後藤の進行は無難だった。「めっちゃ食いつきますねえ」「レア度1の方がレア」などと適宜ツッコミというか発言を織り交ぜつつソツなくこなすのは見事。ほんこんといい石田靖といい、相手の格がかなり上でもさらっと突っ込める関西系の芸人は番組との相性がいいのかも。もちろん地元で揉まれたことも大きいのだろうけど。企画自体は、しらすの中に何か混ざっているということが知らないことだったし、いろいろな形状の生物が混入していること自体楽しいことなのでそれなりに面白く見た。対象が対象だけにいかんせん地味な画が多かったが、まあ致し方なしか。かつてウォッチングでタモリと共演したことがあるという武田は、種の判別の際にその口調からレア度が想像できてしまうという難点はあったものの、解説自体はきちんとしていて大きな問題はなかったと思う。 空耳アワーの結果
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