08年6月20日 タモリ電車クラブ 4年後まで待てない! 新渋谷駅&東急東横線(工事中)に潜入!!
ゲスト:堀部圭亮(進行)、岸田繁、ダーリンハニー、土屋礼央、南田裕介、織茂宏彰(駅解説)、向谷実、森正広(工事解説)、中村高譲
先週に引き続き、副都心線。今回は電車というより駅にスポットを当て、新渋谷駅を探索。さらに、工事中の東急東横線の地下工事現場へも突入する。冒頭で堀部が電車クラブの会員証を所望するが、あっさり断られる。ただし、今回の働き次第、と。果たしてどうなるか。

新渋谷駅は安藤忠雄が設計しており、ホーム頭上からコンコースまでの空間を吹き抜けで結び、直径(というより長さ?)約80mの「地宙船」で包みこんでいる。その外観を模型で確認した後、代官山側の線路の先端部へ。先端部の先は将来東横線ができるが、現時点ではコンクリの壁で塞がれているので、線路に降りる許可が出て一同は線路面へ。めったに見られない線路の断面を前に、レールマニアのタモリはカメラに没頭。4年後に供用される線路なので早くも4年後に思いを馳せ、4年後の企画なんぞ考える一行であった。

ホームに設置されたベンチ付きのクーラーを体験したあとは池袋側の先端部へ。こちら側は副都心線が見られるわけで、仮設ホームが真ん中にある状態で分岐が見渡せるという電車好きにはたまらないロケーション。仮設ホームをバーにしてしまえば儲かるのでは、との提案に皆が頷くのも無理はない。また、地下にも関わらずバラスト(砂利)が敷いてあるが、これは東急インが上にあるためで、静音性を高める必要があったとのことだ。

さて、次は地下工事現場へ移動するので、はじめに工事の区間を確認。代官山からは35/1,000という急勾配で一気に地下に潜るらしい。地宙船の一部を見たり吹き抜けを上から覗いたりしながら工事現場へ。テレビの取材が入るのは初めてとのことで、作業着にも着替えて、地下に潜ってゆく。「うわー」「ホントにすごい」など、ただただ圧倒される一同。内径2.8mもの下水管をワイヤーで吊って防護しているさまや、地下側から見る道路の通気孔、渋谷の地層(砂質粘土が堆積している)などを見ながら、最深部まで降りていく。

最深部はGL.-25m程度。ここで原地盤をスコップで掘削させてもらうことに。これにより、見事に「東横線を掘った男たち」になった。さらに代官山側の先端部でシールド掘削の準備中の様子を見て、そのまま現場で最初で最後のクイズ大会、「クイズ 東Q」へ。東急線に関する早押し問題で、出題が堀部、オブザーバーが向谷と森、ポイント代わりのカラーコーンを運ぶのが長嶋。優勝賞品は現地発生岩や向谷のCDなど、東急グッズ一式で参加者はみなやる気満々。問題は「東横線で昭和2年〜20年まで渋谷〜代官山間にあった駅は?」(答えは並木橋)、「自由が丘駅の昭和2年開通時の駅名は?」(九品仏)、「開業時の池上線の区間は?」(蒲田〜池上)、「二子玉川園で一番人気だったジェットコースターの名前は?」(フライングコースター)、「池上線の大崎広小路〜戸越銀座間にあった駅は?」(桐ヶ谷)、「東横線の駅で一番多く駅名を変更したのは?」(都立大学)、あと写真問題など。一進一退の攻防に、通常大逆転のチャンスとなる最終問題も2ポイントという接戦ぶりだ。最終問題は写真問題で、吉川が優勝した。

最後は堀部にシルバー会員証が授与されたが、そればかりではなくいつもスルーの長嶋にもシルバー会員証が。タモリは現場の付近はよく通るらしいので、そのたびこのことを思い出すだろう、とのこと。


今回は電車というより土木の現場見学といった趣で、個人的にはこちらのほうが好き。いつもの番組のヘルメットじゃなしに全員借用したヘルメットという相当に用心した態勢の中、地下に潜ってまでしてやったのはクイズ(ネタがなかったのかしら)、ってのも間抜けで面白かった。クイズに向けてみな同じくらいのやる気で臨んでいるのもよかった。先週まるで電車好きの立ち位置のように見えた長嶋はやっぱり普通の人だった。みんなが仮設ホームにかぶりついている中で、一歩引いて堀部と雑談しているその姿。もらった会員証もシルバーだし、やっぱり普通の人だった。安心した。あと、地下で吉川が撮影用のカメラを持っていたんだが、あれはどういうことだろう。カメラマンが複数人入れず、一台を彼に託したということなんだろうか。なかなか見ない光景だけに違和感を覚えた。ホリプロ女子タレントは今週も出ず。南田のピン出演かよ! 来週あたり出てくるんだろうか。少し注目してみる。

空耳アワーの結果

先週のメンバーに向谷が加わって鑑賞。

ミュージシャン 曲名 賞品
ロッド・スチュワートマギー・メイ手ぬぐい
ナイトウィッシュクラウンレス耳かき
ビー・ジーズホリデイ耳かき2本

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