07年1月19日 赤い電車に乗って京急久里浜車両工場へ行こう!!
ゲスト:原田芳雄、岸田繁、松尾貴史(電車進行)、南田裕介、ほんこん(工場進行)、豊岡真澄、吉川正洋、芦沢教授、岡安章介、臼井重男、佐藤重行、渡辺昇
きょうのタモリは初っ端から興奮気味。それもそのはず、京急の厚意により、貸切の新1000形京急に乗って久里浜工場を見学しに行くというのだ。「一大プロジェクト」というだけあって、キッチュ曰く「『田』のつく4人」とキッチュという鉄壁の出演者陣。岸田にタモリ電車クラブ(まだあるんだ…)のゴールド会員証が手渡され、いざ車両へ。発車のモーター音で早速色めき立つ一同。

久里浜工場までは南田作成?の「旅のしおり」を基に進む。最初は席に座っているのだが、見逃せないポイント続々で誰も座らなくなった。複雑なポイントだとか車輪の空転とか乗務員用ホームとか橋の上のポイントとかいちいちはしゃぐ一行にキッチュは置いてかれ気味だ。ほとんどの電車が停まる京急蒲田駅通過で盛り上がり、通過待ちで停車した京急川崎駅でのおさらいでも大盛り上がり。各停に抜かれるなんて体験もして再出発。

その後も「いいですね〜」「最高ですね」の連発。せっかく配られた弁当も景色を見るのに手一杯で、開けることすらできない状態だ。そうこうしているうちに上大岡駅通過という快挙(通常運行では上大岡に停まらない電車はないため)を達成。弁当を食べ終わったところで、岸田が一度やってみたかったこととして床に耳をあてる。恍惚とした表情。それを見て、一時停車後は一同同じように床に耳をあてる。もはやキッチュも呆れるしかなく、ツッコミも投げやりに。その後も落ち着かない一同だが、そんなこんなで90分程の旅は終了。京急ファインテック久里浜事業所に着いた。

出迎えるのがほんこん、豊岡に電車クラブの若手芸人たち。作業着を手渡され、着替えて(豊岡と芸人たちとはここでお別れ)ほんこんの先導で最初に向かった先は主工場。方向幕検査の模様を見学する。方向幕が操作どおりに作動するかのチェックだが、一同にも体験のチャンスが。当然キッチュ以外はやりたがるわけで、メンバーを絞り込むのにオリジナルの京急カードを使った。駅名が書かれており、当たりを引いた人(当たり目はその時々により異なる)が作業できるというもの。ここではタモリが権利を獲得した。続いてパンタグラフの動作確認。上げ下げの権利が3人に与えられ、原田、南田、ほんこんが権利を獲得。しかし「司会が獲得しちゃダメだ」との鶴の一声でタモリが権利を強奪した。この上げ下げ、歓声があがるくらいに見事な動きで、カメラ小僧大喜び。子供のような純真な笑顔だ。

輪軸の説明を受けたあと、入出場検査場へ。車両の下を歩くというまずない機会をもらった一同、凝視しまくり写真撮りまくりで全く前に進まない。下と来れば次は上で、屋根の上に乗る権利を京急カードで2人に与える。キッチュと岸田がゲットし、興奮気味。中にも入るが、床を一部抜いており、下が見える状況でタモリは大興奮。そのまま撮影会に雪崩れ込んで終了、次週に続くとのこと。


鉄板電車ネタで鉄壁の布陣で臨んできただけに、相当に濃い内容。みんなはしゃぎすぎだ。そんな中、南田は大御所を前にして弁えたのか、いつもより控えた感じで、かといって引きすぎず出るところは出てくるって感じでよかった。この中にあっては常識人となるキッチュやほんこんの適度なツッコミもいい。原田に突っ込めるのはタモリとキッチュくらいだからなあ。個人的には工場云々よりも移動中の昂揚感が気に入ったので、もう少しそちらを放送してほしかった気もする。フルに回しても90分だからあのくらいが限度なんだろうけど。豊岡はじめ若手芸人の出番が酷いことになっているが、あれでいいんだろうか笑。

空耳アワーの結果

安斎が企画ゲストではないのだが、大規模ロケだからか、原田、キッチュ、ほんこん、岸田、豊岡と一緒に見る。先週作られたソラミミかきも紹介された。ホントに賞品になったんだな…。

ミュージシャン 曲名 賞品
ドリーム・シアターシックス・オクロック手ぬぐい
アネクドテン老人と海手ぬぐい
アレクシスオンファイアーメイルボックス・アーサンTシャツ

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