06年6月9日 当番組ADから一生のお願い!? 溶接技術をマスターしてリヤカーを作ってください!!
ゲスト:石田靖(進行)、酒井敏也、ほっしゃん。、島田芳秋(指導)
番組で資機材を運ぶのに必要だそうで、スタッフからリヤカーの製作を依頼された石田ら。手渡されたのはパーツのみ、ならば溶接を習わなくては、ということで今回は、日本唯一の溶接専門学校にて、現在の溶接の主流であるアーク溶接を学ぶ。島田によれば、リヤカーを作るには3年くらいかけて溶接をマスターしなければならないそう。それをロケ数時間で片付けようというのだから無理な話だ。酒井は実は溶接経験者らしいが、それもガス溶接で、今回のアーク溶接とは全く別物なのだとか。先行き不安。

何はともあれ基礎から学んでいく。アーク溶接とは、電圧をかけて発生するアーク(≒放電)で溶接棒および接合部を溶かして接着させるもの。溶接棒を溶かしながら、少しずつ動かして溶接する。アーク発生時の火花は非常にまぶしく、カメラにも黒フィルタをかけるほどだし、感電により死に至る場合すらあるのこと。続いて筆を使った溶接棒運びの練習。まっすぐ、太さにばらつきのない線がひければよいのだが、なぜか石田は「一」を普通に書いてマジボケ。ただ、その後のものはみんな綺麗に仕上がってなかなかの評価だった。

さて、いよいよ溶接実践。まずは溶接棒を溶かして鉄板の上に線を引く練習を、タモリ→酒井→ほっしゃん。→石田の順に挑戦。タモリは溶接棒の被覆材を剥がせず放電が起こらないというハプニングもあったが、初めてにしてはまあそこそこ。酒井はうまくいったように見えて、接合部がうまく溶かせていなかった模様。ほっしゃん。は、1回目が隅っこになり2回目にも挑戦するが、2回目は被覆材を剥がせずリタイア。石田は出だしこそうまくいったが進みが速すぎ、接合部を全く溶かすことができず。

次は2枚の鉄板を溶接してみる。これも同じ順番で。一同の出来栄えは、そんなに悪くないようにも見える。きちんと溶接されていれば金槌でブン殴っても折れたり取れたりすることはないのだが、みな無残にもあっさりと折られてしまった。溶かしている部分が上だけなのだと。当然この様子ではリヤカー製作は断念だ。


先週ヘルメットを作ったと思ったら今週も作業着。ただ、ヘルメットをかぶる場面にはならず。残念。リヤカー云々は完全に台本上だけの設定で、単にアーク溶接をやってみるだけの回だが、目力強すぎの島田の存在感で、タモリすら萎縮する恐怖政治のような内容になっていた。今までにないタイプで新鮮ではあるけど、ちょっと怖い。もう少し親切そうな人はいなかったのかしら。まあ、「死に至ることもある」くらいならあのくらい厳しいほうがいいのかも。溶接は単純に大変そうだなあとかそう簡単にはできないのだなあと思うくらいで、大きな感動はとくになかった。出演者に目を向けると先日の宮川大輔に続いてほっしゃん。も登場。若手芸人のような大きなリアクション、声出しを行っていたのは好印象。R-1を獲ってからすっかり各局に浸透したのでいまさらだが、うどん芸だけじゃない(天然素材の頃を知らないので…)んだなあと感心。

空耳アワーの結果

みうらじゅん、街にある文字で般若心経をつくろうとしているらしい。

ミュージシャン 曲名 賞品
ジェイムス・ブラントユア・ビューティフルTシャツ
マンドゥ・ディアオザ・バンド手ぬぐい
アース・ウインド&ファイアーレッツ・グルーヴ手ぬぐい

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