06年6月2日 どんどん増える作業現場ロケに備えろ! 作業用ヘルメットをオーダーメイド!!
ゲスト:ガダルカナル・タカ(進行)、井筒和幸、松澤一之、相沢宜也(助言)、竹林悠一郎、安斎肇、古澤信男
作業着を着る機会がすっかり多くなったタモリ倶楽部。これだけ作業着を着る機会が多いのだから、オリジナルのヘルメットを作ろうというのが今回。国内シェアナンバーワンの谷沢製作所にて、オーダーメイドヘルメットをつくる。ヘルメットは、外殻にあたる帽体、内部でクッションのようになる着装体、あごひもで構成されるらしく、今回は各々を合議により選び組み合わせるのだ。

まずは帽体から。ニュースタンダード178型(一般的だが耐電性にやや劣る)、狭所作業用1840型(つばがないので狭いところでも大丈夫)、超かるメット159型(とにかく軽い)、シールドメット141V-SH型(つばがシースルーでシールドも出し入れできる)、前ひさしタイプ0181型(雨水を集める溝がある)、全周つば付きタイプ153型(落下物に強い)、飛翔1830型(新型で通気性がいい)と見てきて、飛翔1830型を選んだ。

着装体は5種類あって、当たりの硬軟等があるようだが、頭への当たりのやわらかさというただ一点で、頭頂部以外は合繊でできているものを選定。あごひもは着脱可能なタイプと不可能なタイプとがあって、これもほとんど考えずに着脱可能なタイプを選択した。続いて、ヘルメットの性能を検査する。5kgの鉄半球を落下させる衝撃吸収性能試験、3kgの円錐を落下させる耐貫通性能試験を見学した。他にも試験はあるそうだが、シークレットとのこと。

さて、せっかく作ったヘルメットが無地というのも何なので、デザインを施す。「専属のデザイナーを呼んでいる」という触れ込みで現れたのはやっぱり安斎。タモリ倶楽部のロゴでいいのでは、というタモリの提案に安乗りして仕事終了。ただ、文字が入りきらないことを懸念して、「楽」だけを残すことも提案して容れられた。オプションパーツをいろいろ見ている間にこの「楽」の部分を安斎にアレンジデザインしてもらうが、いくつも描いてもらったわりに即全却下、オリジナルロゴ採用というひどい結果に。

空耳をやっている間にロゴの版もできあがり、あとはシルクスクリーンの要領で色をつけていく。タモリがちょっと失敗してしまったが、一応全員完成。ヘルメットをかぶって記念撮影した。なお、次回は防塵マスクをオーダーするかもしれないとのこと。


作業着が多いのでヘルメットを、という発想はいいと思う。ヘルメットまで必要になる場面はそうそうないにしても、だ。ヘルメットが必要になる場面で今回作ったのが出てくるのか、楽しみに待つことにしよう。もっとも、色のバランスがかなり悪いので使わないかもしれないけど。井筒がブルーカラーの着こなしを、松澤がホワイトカラーの着こなしをしていて、そのような設定(さらにタカが両者の仲立ち)で小芝居をたまにやるのがよかった。井筒も酒が入らなければ無難なんだよなあ…。今回の個々の作業はヘルメットにロゴシールを貼るというだけだのに、松澤の不器用ぶりは今回も地味に発揮されていた。もう不器用キャラで売っていくのがいいと思うよ。というか、既に不器用さが発揮されるような企画にしか呼んでもらえてないか。どんな会話にもとりあえず乗ってくる相沢は素人っぽくなくて小癪な印象を持つが、まあ営業というのはあれくらい図々しいほうがいいのかも。

空耳アワーの結果

全員で鑑賞。ADが本番前にネタの葉書やTシャツ、手ぬぐいを置いておくのを忘れるというまさかの事態が発生した。

ミュージシャン 曲名 賞品
ブリトニー・スピアーズノット・ア・ガール手ぬぐい
ジューダス・プリーストジューダス・ライジング手ぬぐい
ビーニ・マンボスマン手ぬぐい

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