05年10月28日 マッパーの聖地 日本地図センターに潜入!!
ゲスト:堀部圭亮(進行)、おぎやはぎ、星埜由尚、青木賢治、小林政能、田中由香里
タモリが以前から気になっていた目黒区の日本地図センター。今回はここへ行くことになり、タモリは大いにやる気。ゲストの登場前に今回の内容を一通り言ってしまうくらい前がかりだ。対する堀部は「こういうのには慣れてる」と何度も出演しているだけあって余裕の反応、しかしおぎやはぎ(というか矢作)は「(前回の)ペン回しより興味ない」という始末。さてどうなるか。

迎えるセンター側はいつかタモリが来ると待ち構えていたそうで、ロケ日は休業日なのにロケのためにわざわざ開けるという、こちらも気合いの入った状態。伊能忠敬のはめ絵に迎えられて大会議室へ入っていくと、そこには伊能大図(関東のみ。全部広げると60m×30m)の原寸レプリカが。タモリは待機していた星埜に気付かずまっすぐに食いつき、堀部にたしなめられてしまった。星埜と対面してからもタモリはひとり熱心で、「赤ん坊の成長を楽しんでいるみたい」とギャラリーから言われてしまう。伊能大図に関連して、当時の道具を使って測量してみる。基本は角度と距離、そして天文観測だったようで、今回は角度と距離の測量を。梵天と羅鍼で方角を、間縄で距離を測量した。当然おぎやはぎが下働き的に動くわけだが、ふたりともまったくやる気なしですぐ撤収した。

続いては地図倉庫へ移動。1:25,000の地形図を全国分、約4,400種類所蔵している。これを使って、あるテーマに沿った地形図を探すというゲームに挑戦。タモリ・小木の小木チームと堀部・矢作の矢作チームに分かれて対戦した。さて、第一のテーマは陸地の少ない地形図。いきなりの難問に一同苦笑するが、とりあえず探し始める。見つけたものを持ち寄って見てみると、やや投げやり気味に選んだ矢作チームもそれなりに陸地が少ないのだが、小木チームが圧倒的。青木が用意した模範解答を上回る結果になった。しかも小木が当てずっぽうで引き抜いたものというミラクル。次は道路の少ない地形図。ここでも小木に神が降臨し、小木チームはまたも当てずっぽうながら歩道がほんの少しあるだけの地形図を持参。小木チームが完勝した。

さらに地図記号についても少々。10月1日から新しい地図記号(老人ホームと風力発電用風車)を募集しているということで、風力発電用風車の地図記号を考えてみる。一同真剣に考えたようだが、これには小中学生対象というオチがついていた。なお、締め切りは10月31日とのこと。

最後は地図ショップで売れ筋ランキング(1位:地図と測量のQ&A、2位:地図の記号と地図読み練習帳、3位:震災時帰宅支援マップ)を齧りつつ空中写真の判読に挑戦。神宮外苑、田園調布、大井競馬場、秋葉原と連続で正解するタモリ。ヒントの少ない最終問題の碑文谷もクリアしてパーフェクトを達成した。賞品として、地図ショップのお買い物券500円分をもらったタモリ。小木を引き連れカメラも気にせず地図の海へ飛び込んでいった。


タモリが積極的に絡む回。最初やる気がないのにそのうち誰よりも真剣になる、というほうが好きだけど、今回はわりとバランスがよくなかなか。ペン回しの回でファン以外を敵に回した感のある矢作、今回も序盤は失礼キャラだったが、後半はふんわかしてきて普通。ちょうど小木が「地図の直観力がすごい」と言われ始めるときにリンクして、見たあとの印象は悪くない。ペン回しとのリンクがいくつか出てきたのも、前の放送を見ていなければ何が何やらのネタであるにせよ、良いと思う。ハイライトはやはり地図探しで、まったりした雰囲気ながらものすごい引きを見せるあたりがいい感じ。女性ゲストはいなかったが…今回のテーマじゃいないほうがいいんだろうなあ。なお本筋とは関係ないが、今回の放送、通常より5秒短かった。何かあったのかしら。

空耳アワーの結果

ミュージシャン 曲名 賞品
スティーヴィー・ワンダービー・クール・ビー・カーム手ぬぐい
デレク・アンド・ドミノスいとしのレイラ手ぬぐい
ダディー・ヤンキーイントロ・クエンタメ手ぬぐい

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