05年9月16日 テレビ趣味講座 ペン回し 第1回
ゲスト:板尾創路(進行)、おぎやはぎ、塚田雅樹(指導)、ふかわりょう
30代以下の世代であれば多くの人が一度は通っているであろう道、ペン回し。矢作が話すように学校でペン回し禁止令が出るくらい子どもたちの間では流行した。このペン回しが近頃本格ブームの兆しを見せているようで、それはどうだか知らないが、少なくとも海外でも活発な動きがあるようだ。今回はペン回しのマスターに努める。

一同に「上手いのか下手なのかわからない」と言わしめるほどの技を見せる塚田だが、初心者の一同がそんなことをできるはずもなく、基本からコツコツと。技の前にペン選びから。ある程度の重さがあり、回している実感があるドクターグリップがおすすめのようだ。

技は「ノーマル」から学ぶ。スロー再生、スロー反転再生(塚田が左利きのため)で技の研究をしている間に突如ふかわが前週出演の余勢を駆って押しかけ乱入。技ができたら居てもいいという条件でちゃっかり居座った。技の習得具合の判断は、用意されたペン回しステージで技を成功させるかどうかで行う。板尾がふかわに説明している間にできてしまったタモリ、勢いでステージに向かうが失敗。ペン回し世代だった矢作と小木は次々に成功させ、対してタモリと板尾(とふかわ)は苦戦という構図。できない人でも体験できる、というヴァーチャル設備も出てきたが、単にペンが吊り下げられただけで、かえって難しそう。

ノーマルをクリアできないメンバーもいたが、番組上強引に次の「ソニック」へ。矢作はまたあっさりできてしまい、さっぱりのみこめないタモリや板尾に解説するが、「勝手に」などという言葉を使いタモリに「それは勝者の理論だ」と怒られる。その後も「だから」「絶対」「自然と」を連発し、ふかわを苛立たせた。そのふかわは結局できずにここで退場。ソニックは矢作しかクリアしなかったようだが、それでも次の「ガンマン」へ。さすがに矢作にもこれは難しそうで苦戦、するとタモリや板尾が鬼の首を取ったように責めたてる。彼らの理論ではステップごとの実績を重視するということだ。

ガンマンは誰もできないまま、塚田の超絶技巧を鑑賞することに。出てきた技は「トルネード」、「K4LC(カムズ・フォー・ループス・コンボ)」、「ハーモニカル・シメトリカル・フルーエント・ソニック」技もさることながら、一つの技を構成する小技にもいちいち名前がついていることに一同やや呆れ気味。

最後はせめて何かをやり遂げよう、と、塚田も含めた5人が連続でノーマルを成功させたら終了、ということになった。塚田→小木→矢作→タモリ→板尾という順番で、要はタモリと板尾が鍵。ステージ上ではできなかったタモリ、ここではほぼできるようになっていたが、板尾がさっぱり。結局板尾はできないままに終了した。


タイトルの「趣味講座 ペン回し 第1回」っておかしくないか。ペン回しの第2回があるのかと思ってしまう。思わないか。自分は直撃世代だけどまったくできないし、番組を見てもできなかったので、へえすごいなあと感心するのみ。タモリや板尾が、何気なくやるとなんとかできるのに、いざステージでやってみるとサッパリで、照れながら帰る図がちょっといいと思った。あと、ふかわがまさかの押しかけ連投で、みな狐につままれた表情になってるのがよかった。いっぽう初登場のおぎやはぎ、「テレビでしか見たことないけどいつも暇そう」という冒頭のコメントを皮切りに、矢作がかなりの失礼キャラで板尾やふかわを苛立たせていたが、いつもああなのかしらん。フリートークを聞いたことがないのでいまいちわからない。あのままだと番組視聴者には悪印象を残すだけなんじゃないかしらとちょっと心配。

空耳アワーの結果

安斎が子どもの頃は唾でシャボン玉を作ることが流行ったらしい。

ミュージシャン 曲名 賞品
ビッグ・マウンテンジェナ・ミ・ヴィーダ手ぬぐい
セリーヌ・ディオンオール・バイ・マイセルフ手ぬぐい
サラ・ブライトマンフィリオ・ベルドゥートTシャツ

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