05年9月9日 近未来の東京バスツアー(まだ建設中だけど…)
ゲスト:松尾貴史(進行)、半田健人、竹山隆範、ふかわりょう、大島健二(解説)
「東京・首都圏未来地図」には2010年くらいまでに建設予定の大型物件が多数載っており、想像力を喚起させてくれる。今回はこれをもとに、都内の再開発プロジェクトを誰よりも早くめぐってゆく。

まずは防衛庁跡に建つ六本木の東京ミッドタウン。オフィス・ホテル・商業施設・住宅などが入る。ツアーのスタートが六本木ヒルズのテレビ朝日だったので、あっという間に着いてしまうが、再来年オープンということで建設はそこそこ進んでおり、一同興奮。さらに、近くのビルの階段踊り場から全体を望むことに。現在は35階くらいまで見えていて、それでもけっこう高いのだが、完成時は54階までと聞いて一同びっくり。他にも様々な質問が大島にぶつけられた。最後は建設中のミッドタウンをバックに記念写真を撮影した。

続いては六本木の国立新美術館。もとは東京大学生産技術研究所だった。巨大建造物でありながら07年完成予定というだけあって、外装はほぼ終了。黒川紀章設計の曲線を多用した外観になっている。最初に降りたポイントは若干遠いので、物理的にいちばん近い乃木坂トンネルへ移動するが、ここは壁が邪魔してあまり見られず。脚立にのぼって、望遠鏡で見てみる。ここで半田が意図せずボケてしまい、竹山やふかわはボケざるを得なくなってしまった。結果は当然不発。そして、実はさらによく見えるという星条旗通りへ移動。黒川紀章独自の意匠である円錐がよく見えていた。

次はかむろ坂通りと平和通りを結ぶ新設道路、都市計画道路補助46号線へ。新設道路はめったに見られない、また、周辺は趣のある雰囲気、といったあたりに意義があるようだが、ふかわや竹山はいまいちぴんときていない様子。

最後は五反田の公立小中一貫校、第二日野小・中。4・3・2年制を敷くらしいがそれは置いといて、地上6階・地下2階(体育館)の構造のようだ。偶然か仕込みか、ちょうど現場に入るところだった作業員に中を見せてもらうと、そこはなかなかに壮観だった。06年3月完成予定のわりにはあまり進んでいないような気はしたけれど。野次馬が徐々に集まってきて、さらに次へ移動というところで、ふかわや竹山が痺れを切らして終了。「単に工事現場を回ってるだけじゃないですか」って、それはそうなんだけどね…。

また、バス移動中には東京メトロ13号線や首都圏交通網などのプロジェクトも紹介されていた。


ビルマニアの半田、せっかくの知識はなかなか披露される機会はなかったが、一端が垣間見えただけでもまあいいのかしら。ふかわと竹山はいなくてもそれはそれで成立しそうだけど、空回り気味で笑いを運ぶという意味ではそこそこ重要だったし、ふかわなぞタモリに突っ込みを入れられるまでになってるし、他の番組はいざ知らず、この番組では確かな成長を遂げているように感じた。企画は目の付け所も含め、なかなかよかったのでは。理系ネタは安定して高品質になる安全パイになっている感がある。

空耳アワーの結果

安斎、名古屋の個展でささやき解説をしたら「ほんとにやるんだ…」と言われてしまったらしい。ネタはご存知高橋氏から2本。

ミュージシャン 曲名 賞品
グランド・ファンクアメリカン・バンド手ぬぐい
ジェーン・バーキンぬかるみ手ぬぐい
スティーヴィー・ワンダー悪夢Tシャツ

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