04年3月26日 | 春だ!つくしもビックリ!! 超高層ビル“ニョキニョキ”鑑賞会 | |||||||||
ゲスト:堀部圭亮(進行)、やく・みつる、半田健人、菅野忠(解説) | ||||||||||
世は不景気だというのにそれとはまったくお構いなしで東京には昨年だけで30もの高層ビルが建ったという。その林立のさまはまるで自然界における新芽のよう。実はタモリは高層ビルを眺めるのが好きなようだが、今回はおなじみの高層ビルがニョキニョキとできてゆく様子を定点写真で鑑賞する。 ニョキニョキっぷりを見る前に、まずはやくと半田が自分の好きなビルを発表。やくは低層階ばかりだった東京に突如現れた東京最古の高層ビル・霞ヶ関ビルを、半田は「漂流教室」のモデルとなり、彼の原点であることを匂わせる京王プラザホテルを挙げた。他にも三角の新宿住友ビルや関西初の高層ビル・神戸商工貿易センタービル、窓がほとんどないKDDIビルも好きなのだとか。 そんな話をしているうちに本来の目的をすっかり忘れてしまっていたタモリだが、本来の目的であるニョキニョキ鑑賞会を行う。見るのは品川イーストワンタワー、丸の内ビルディング、セルリアンタワー、横浜ランドマークタワー、六本木ヒルズ森タワー。連続写真であっというまにニョキニョキと伸びてゆく様が鮮やか。着工年月・竣工年月も出てきたが、高層ビルって2年くらいでできんのな。意外と早いな。ものによっては揺れを低減させる多段振り子機構を採用していたり、また、対象となるビルの横でも上を先につくって持ち上げていくティーアップ工法を用いていたりしていた。 最後にもう一度すべてのニョキニョキを見て終了。 久しぶりに短いレビューになったような気がする。かといって別につまらないわけではなく、むしろ面白かった。ダメだな理系的企画で面白がってちゃ。自分の理系的部分を否定して生きてきただけに。半田はぱっと見では作られたビル好きかと思いきや筋金入りで、菅野の解説中に正しい合いの手を入れられるほど。たまに彼が知らないことを披露してタモリが得意になるくらい。間合いもバラエティー畑の人には決して出せない、沈黙を効果的に使った独特なものでいい感じだった(素の間だろうし、もう出ないような気がするけど)。全然面白がらないであろう女性ゲストを呼ばなかったのも賢明。 空耳アワーの結果 安斎とみうらのラジオで「下ネタなんでだろう」をやっているらしい。
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