05年2月4日 ストーブリーグ開幕! 冬のロケに備えて制作費+タモリのポケットマネーで暖房器具を買おう!!
ゲスト:劇団ひとり、原田龍二、YOU、石井正則(進行)、石橋聖士、厚原義弘、鈴木崇史、栗林浩之、木村裕一郎
タモリ倶楽部はオール外ロケなので、冬の寒さは大敵だ。きょうもただでさえ寒いのに雨まで降り出して、一同のっそりと焚き火にあたる始末。このように、暖房器具の有無は外ロケ現場のテンションに大きな影響を与える。そんな中、オープンカフェなどの屋外施設では強力な暖房器具が普及し始めている。そこで今回は外ロケ用の暖房器具をいくつかの候補の中から買いましょうという話。タイトルでわかるように、特殊車輌の焼き直しのような企画だ。

収録日は雨が降っているので屋内でやるのだが、屋外の雰囲気を出すために扉や窓を開き、風の効果音まで入れて企画を進める。さてひとつめは山岡金属工業のパラソルヒーター。パラソルの形状で、パラソル部が暖かくなる。カフェでも使われている実力派。サーモグラフィーで見ると、当然ながら頭部が暖まっている。ホットエリア(暖める範囲)は半径3m。収録風景では紐で印をつけているが、なかなか広い。お値段は20kgボンベ収納タイプで\320,000。周囲は意外と安い、という評価だが、タモリはにべもない。買わないなら消すというスタンスなので、周囲は買ってくれコール。

続いて静岡製機のバルスイング-SGII。灯油で鉄板を熱して暖めるしくみで、30°くらいで首振りもし、ホットエリアは約3m。突然点火したのでうっかり近づいたタモリは大慌てだ。体温は先ほどより暖まっている感じなので、と無理矢理石井と劇団ひとりの「真夏のドラマ」を展開。半袖短パン麦わらでドラマをするが、ただの漫才だ。それ以前に肌を露出していると熱くてまともな演技ができないよう。お値段は\270,900とかなり好感触。しかしあっさり却下。

次のジョブルのGOLD QUARTZ HEATERでも石井とひとりは真夏のドラマの格好のままで臨む。さてジョブルのヒーターは直線的に約3mの範囲を暖める、今までと比べるとちょっとさみしいもの。そのエリアの狭さから、「なぜそんなものを持ってくる…」とYOUからブーイング。ただ、近赤外線による発熱でガラスなどを挟んでも暖めることができ、点火も一瞬。お値段は\52,090とぐっと手頃になってきたが、タモリはあくまで「必要ない」というスタンスだ。

東日本オリオンのジェットヒーターは強力な温風を直線的に送る器具。ホットエリアは約3mで、0.5m地点では150℃前後もある。この器具になって、突然あぶり出し葉書を読んでみたりするめいかをあぶってみたりとわけのわからない行動に出始めた。「プロモーションとしては失敗」とか「いろんなストーブで試して(はじめて)意味がわかる」と評価はさんざん。お値段は\175,350だがやっぱり要らない、と。

最後はニチネンの火暖。アルコール固形燃料で暖めるストーブといった趣で、ホットエリアは半径わずかに1m。電気やガスを使わないという利点はあるが、あまりのしょぼさに「こういうのって、だんだんあったかくなるんじゃないの?」とYOUは少々不満げ。まあ本体\10,000、燃料\2,000という破格の安さのわりには、というところか。

締めとして、一斉につけて暖まってはみるものの、結局タモリは要らない、買わないということなのでまた消して寒いまま終了。


特殊車輌の回と間隔が短すぎる印象で、それでいてぐだぐだな感じであまり。ゲストの顔触れの差もありそうだけど、何より営業の本気度が前回と違うと思う。前回がフリなのかもしれないけど、見た印象として。価格が前回より手頃で現実的なので大仰な押しをする必要がないのかもしれないが、それでも足りない印象。ゲストも足りない印象で、YOUの発言もいつもより輝いていない印象で。それにしてもしょっちゅう東京海洋大学でロケしますね。広いスペースを確保できるのがここだけなんだろうな…。

空耳アワーの結果

安斎、ドレッドにしたが14時間かかるというのに耐えられず、半分刈り上げて4時間で済ませたらしい。

ミュージシャン 曲名 賞品
コンストラクデッドピンフック手ぬぐい
2パックハウ・ドゥ・ユー・ウォント・イット手ぬぐい
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンノー・シェルター手ぬぐい

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