05年1月14日 買うならやっぱり働く男の特殊車輌!!
ゲスト:乾貴美子(司会)、堀部圭亮(司会)、パラダイス山元、山田太一(解説)、山本昇司、尾形和美、岡本光隆、天野潤、吉村考史
タモリが普段乗っているクルマはワゴンらしいが、タモリくらいの大物になれば特殊な機能を備えたものに乗って然るべきというのが乾や堀部の言い分。大雪のときはどうする? 線路を走りたいときはどうする? 今回はそんなニーズに応える特殊車輌をタモリのために紹介。車輌のプロモーションビデオを見たり、各社の営業にプレゼンしてもらう。

まずはコベルコの「ダイナミックアセラ」。いわゆるユンボですか。鉄板厚が9mmと相当に厚いのが特徴で、また、急坂も楽々上れる強力なキャタピラを装備。レール上を走ることも可能だし、アタッチメントを交換することでさまざまな用途にも対応可能だという。値段はSK320型で2,219万円。続いてモリタの「消救車」。その名の通り、消防車と救急車が一緒になったもの。新モデルも出ていて、車高をあげてボックス内での作業性を向上させている。値段はFFA-001型が3,500万円。さらに日本除雪機製作所の「ロータリ除雪車」。除雪機のリーディングカンパニーだけあって見慣れた除雪機が続々。エンジンは12,500ccと大容量。お値段は公道用のHTR252型で3,000万円。ちなみに空港用は7,000万円、線路用は9,000万円なんだとか。

4つめはアイチコーポレーションの「スカイマスター」。配電用の高所作業車で、ジョイスティック型レバーでゴンドラを操作、また、自動格納装置を標準装備している。SN-145型が1,600万円と、乾も言うように「俄然現実的な値段になってきた」わけだが、タモリはそれでも「買うなら中古だ」と。最後はヤナセというかメルセデス・ベンツの「ウニモグ軌陸車」。軌道も走れる車で、軌道用の車輪を搭載している。かなりの高速運転が可能になっており、タモリも興味津々。水陸両用でもあるというこの車、3,675万円ということだがパラダイスは実際に買って、今回の収録にも乗ってきたらしい(軌陸装置が重くて車輪をはずしてしまったそうだが)。そこでホンモノのウニモグを見に駐車場へ。

実車はエアコン搭載で全高2.8mにもなるというだけあってかなり巨大。乗るのも一苦労だが、運転席に乗ったタモリはなかなかご満悦。しかし結局はわかりきった結論ではあるが、「ワゴンがいい」と。


表向きだけの可能性は十分とはいえ、各社営業マンが本気でタモリに営業をかけているのがかなりおかしかった。さすがに弁が立つというか、聞いていて感心させられるものがあった。というか、全体がタモリに買わせようという雰囲気になっているのがバカっぽくて良かった。タモリは興味がなさそうでいて、線路が関係してくると食いつきがいいのが現金なもので。絶対的な価値判断でいうと明らかに高い各車に対して無責任に「安い!」を連発する堀部や乾も、設定にうまく乗っかっていていい感じだった。子どもの頃何度も目にしていた除雪機がさらっと出てきたのもなかなか嬉しく。

空耳アワーの結果

1本目と3本目が地味に同じ投稿者。彼も何度も見る名前だ。

ミュージシャン 曲名 賞品
アリス・クーパーエイティーン手ぬぐい
ジャクソンズ・ウィズ・ミック・ジャガーステイト・オブ・ショックTシャツ
アダモ雪が降るTシャツ

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