05年1月21日 | 生活に役立つシリーズ@ もしもタブラが壊れたら… | ||||||||||||
ゲスト:ふかわりょう、まこと、石田靖(進行)、若林忠宏(指導) | |||||||||||||
「お前、絶対ドラマから声かかんないな」「軽演劇もできない」と言われるショボ演技ではあるが、ともかくもふかわの大事なタブラのヘッドが割れてしまった。というのが今回の設定らしい。そんな折に見つかったのが若林の修理工房。今回は若林の指導のもと、タブラ修理の技法を学ぶ、のであるが。 タモリ・ふかわでひとつ、石田・まことでひとつというチームで修理実技にとりかかる。まずは解体から。調律のために挟んであるグッディを取り、締め紐のワッディを結び目の始まりからほどく。ある程度ほどいたらシェルがはずれる。石田・まことは協力しつつ順調だが、ふかわは一切触らせてもらえず、タモリが黙々と解体作業に。ワッディを外すところは力や支えが要るのでさすがにふかわにも出番がまわってきたが、連携はいまひとつ。 次は解体したそばから組み立てを学ぶ。本体とヘッドを仮紐で3ヶ所固定する。そののちワッディを、ついたクセを戻しながら入れてゆく。ただし、入れる先端は湿らせず、末端は水に浸しておく。濡れ雑巾で湿らせると意外と簡単に軟らかくなるようだ。ワッディを通すときはねじれないように、常に外側から通す。 ワッディ通しに両組非常に手間取っているので、番組としてはその間に若林の民族楽器コレクションを拝見。出てきたのは穴のあいた壺の形のウドゥ、器の形のドゥンドゥン、机のようなクワクワ。それぞれ音の鳴らし方を模索して、正解にたどり着いたときは何やら嬉しそう。さらには「民族楽器の神業」にも挑戦。神業というにはスケールが小さい印象で、マラカスの一粒鳴らしとかカバサの長鳴らしに挑んだ。 さてワッディ通しは結局若林にやってもらい、調律までやってもらって一足飛びに最後のグッディ入れへ。ワッディ4本を一組として真ん中の2本にグッディを挟むのだが、調律がほぼ済んでいるためかワッディがかなり固く、一同一苦労。チューニングハンマーやドライバーを使ってもあまりの固さに入れられない。対して指導するはずの若林はすいすい入れて、二組が1個も入れていないのに完了。これも最終的には若林にお願いすることとなった。 ラストはやはりというかなんというか、今回出てきた楽器を使ってセッション。カバサの長鳴らしを担当したふかわのタイミングが合わず、タモリからブーイング。 標題のネタだけでは全然保たなかったか、あるいは時間をかけるわりに変化が小さかったからか、本題と関係ない話もちらほら。神業、もなんだかなあと。カバサの長鳴らしだったらいまはともかく昔なら自分でも普通にできたし神業という気がしないだけに。タブラの修理に関しては、ある程度ニーズがあるかもしれないけれど(どうやら若林からの提案企画みたいですね)、ヘッドの割れは結局どうするの?という疑問は残ったままで、そのあたりも扱ってほしかったところ。それともタブラにはヘッドという概念はないのかしら。解体が完了した映像を見る限りでは確かにヘッドはないんだけど…もう少しタブラの構造を理解しないといけない。あと黒い部分、あそこがどうなってるかくらいも教えてほしかったような。出演者の組み合わせは上々だった感じ。前回のメンバーのうち、石塚義之だけ出ていないあたりに何かあったのかと穿った見方をしてしまう。 空耳アワーの結果 安斎とその仲間が15年くらい前にインドのホテルにカードで泊まったらしいが、その請求が未だに来ないんだとか。2本目の撮影ではちょっとした事故が起きており、その映像も流れた。
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