04年12月10日 お歳暮宅配便
ゲスト:伊集院光(進行)、安斎肇、やく・みつる、江川達也
早いものでことしももう12月。年末である。年末といえばお歳暮ということで、今回は番組ゆかりの文化系ゲストの事務所を訪れ、番組ゆかりのグッズをお歳暮として直に渡す。ただ、お歳暮として渡すだけではなく、事務所を見たいという目的もあるようだ。

まずは横浜の安斎の事務所。昔ホテルだった洋館風の建物に入居しており、エレベーターもない古めかしい造りだ。トイレが共同、水道もないので安い模様。突然の来訪、そして思いもしないお歳暮に「空耳、終わりですか?」と焦る安斎だが、何はともあれ事務所内へ。お歳暮は当然といえば当然の目覚まし時計詰め合わせ。そして事務所見学とともに一週間のスケジュールをチェックする。仕事の時間は非常に少なく、寝てばかり。さて事務所内を見回すと、グッズだらけ。とくにVOWボーイが多い。また、未開梱の返本の山もあった。最後は安斎のオカリナライブ。「大失敗」らしいがツッコみづらい演奏だった。

そのまま安斎を引き込み次は桜新町のやくの事務所へ。やく以降はあらかじめ仕入れてあるものから渡すものを決めるようで、伊藤ウロコの長靴に決定。自宅兼用の事務所には、これ以上のスペースを見つけるのが難しいくらい至るところにいろいろなものが置いてある。今回主に見たのはリビングだが、トイレや仕事場など、ほかの部屋もコレクションで溢れていた。一週間のスケジュールとしては、レギュラーが多い(20数本。これでもきついのから減らしていって楽になったのだとか)わりに仕事の時間は14〜18時の間程度と少なめ。夜から翌朝までテレビを見る時間が多い。漫画家は普通の人の1.5倍歳をとるというよくわからない持論を聞きつつ、コレクション拝見。トイレットペーパーやら表紙の芸能人にサインをもらった雑誌やら昭和歌謡シリーズ(ex.八代亜紀サイン入りあぶったイカ、浅田美代子サイン入り赤い風船etc.)やら。

やくも加えて次なる地、渋谷の江川の事務所へ。やくと同じく自宅兼用の事務所は広々としたスペース。スクリーントーンの多さに驚くやくに対して、タモリは「スクリーントーンって何?」と。お歳暮はM'Sのエログッズ詰め合わせ。江川「いいですねぇ」と大喜び。「蝋燭がない…」とまで言う始末。さて彼の一週間はほとんどが仕事。仕事が趣味みたいなものなのだと。話は豊富な資料の話題に流れてゆくが、「出版社が資料を揃えてきたのって一度もないぞ…」など、やくがどんどん卑屈になっていくのが面白い。また、仕事場に卓球台があるので、タモリ・伊集院の芸能人チームと江川・やくの漫画家チームで卓球対決を。3ポイント先取の短期決戦ながら、芸能人チームが勝ったらタモリが好きなものを持って帰れる、漫画家チームが勝ったらやくが好きなスクリーントーンを持って帰れる、というどちらにしても江川には得のないルールに。被害の少ない漫画家チームの勝利に終わった。

さらに次をまわるとのことだが今週はここまで。やくは江川に触発されたということで離脱し、タモリ・伊集院・安斎で引き続きまわってゆく。渡辺祐・みうらじゅん・山田五郎を訪ねるようだ。


お歳暮というよりは事務所拝見であるが、それが楽しく。江川のように他の番組で既に見ていたものもあるし、彼の事務所ならアシ用机について触れるべきのようにも思えるけれど、一方で同業者がいるからこそ気付くスクリーントーンの話が出てくるあたりは良かった。安斎のところにしてもやくのところにしてもそれぞれ個性が出ていて、お宅拝見ものが好きな自分には満足。伊集院もここ最近急速に進行担当としての地位を固めており、安定感はさすがの印象。今回は最近出演回数が増えたふたり(安斎は置いといて)を訪ねたが、次回は定番中の定番訪問なので楽しみ。山田五郎なんて会社員だけど事務所あるのかな? 自宅かな?

空耳アワーの結果

横浜→桜新町のバスの中で、伊集院を交え。

ミュージシャン 曲名 賞品
リンプ・ビズキットフェイス手ぬぐい
システム・オブ・ア・ダウンバウンス手ぬぐい
アントニア・デレーリアソレアレスTシャツ

戻る