04年11月12日 | 2004 長ぐつオブ・ジ・イヤー | ||||||||||||
ゲスト:なぎら健壱、井筒和幸、勝田和宏(進行)、伊藤嘉奈子(解説) | |||||||||||||
そんな流れは全く感じないけれど、これからは長靴なんだと。男なら長靴なんだと。そこで、プロユースの長靴を集めて今年度の代表靴を決定する。 基礎知識としてふたつ、長靴の正しい履き方を最初に、中盤で長靴の手入れ方法や長靴の耐熱性能を見せる。正しい履き方なんて決まっているわけではないけれど、勝田はそのまま履くというちょっと意外な履き方。年配組は「拝む」とか「愛でる」とか「振る」とかわけのわからないことを言っているが、裾を折るという基本的なことは押さえているようだ。また、手入れの方法は、これもオーソドックスといえばオーソドックスで、水で流して布で拭き取る・陰干しする・底はブラシ類でこそぎ落とす・中敷を抜くというもの。耐熱性能は、単純に塩ビは熱に弱く天然ゴムは強いということだった。 ノミネートは伊藤ウロコの最初期モデルで丈夫さに定評のある「白底付き大長」、名前がその全てを表す「フェルト防寒安全半長キープ付き」、底に混入されたセラミックが滑り止めになる「チャリオット」、裏布の厚みが従来の2倍である「防寒カラー塩ビ長靴」、築地で大人気、耐油底で滑りにくく裏地に蒸れにくい特殊素材を用いた「艶付き大長」、切って長さを調整できる「ザクタス」、調理場仕様「衛生白半長」、靴底にホッキ貝を、インナーによもぎパウダーを織り込んだ「自然派倶楽部」、普段は軟らかいのに氷点下前後まで冷えると硬くなるアイスセンサなるスパイクを採用した「シーザーウルフ」、万全の装備で鮪のセリにも人気の「新フェルト裏防寒安全大長耐油底」。間で各人がコメントしたり履いてみたりするのだが、タモリやなぎらのコメントはスベり気味だった。 最後の大賞選定は、3人がそれぞれひとつ選ぶところから。タモリは試し履きしてちょうど色合いがよく合ったからと白底付き大長、井筒は娘を思って自然派倶楽部、なぎらはよくわからないけど白底付き大長。井筒も実際はどれでもいいということで、すんなり白底付き大長に決定した。 今週も女性タレントなし・おっさんだらけの地味な回。近いうちに原田芳雄との電車ネタ第2弾(キッチュ進行)も放送されるようだし、いまはおっさん揃いの地味な回がハウフルス内でのトレンドなのか。まあみんなそれなりに興味を持って首を突っ込んでくるので、これはこれでいいとは思う。いつもながらエンジンのかかりは遅いけれど段々と真剣になり始めて、そのうち「これいいねえ」とか言い出すあたりがちょっといい。なぎらや井筒はこのような進行がかっちりしたものよりももう少しぐだぐだした回のほうが向く気はする。長靴自体はそんなに嫌いではないけれどあまり興味もない、そして話もさほど面白いとも思えなかったので並か並の下かというところ。 空耳アワーの結果 安斎、クリスマスのお菓子長靴を履いたことがあるらしい。
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