02年11月15日 新しい大人の趣味 マン盆栽を習おう!
ゲスト:伊集院光、羽田実加、パラダイス山元(家元)
海洋堂の一連のフィギュアをはじめとして、大人も大いにはまる趣味の世界が広がっている昨今。その流れに乗って、伊集院なんかもひとつ周りに理解してもらえる趣味を持とうとしている模様。そこへ現れたのがパラダイス。自らが以前から提唱しているマン盆栽を紹介し始めた。今回はパラダイスの指導の下、マン盆栽を実際にやってみる。

マン盆栽は、パラダイスがやっているから当然「マンボ+盆栽」の意。20年前に興った流派で、盆栽にフィギュアを配して小宇宙を形成するのが基本コンセプト。2001年日本ホビー大賞アイデア部門賞も受賞している。ドイツやフランスのメディアにも紹介されたらしい(ホントに?)。小学校にもマン盆栽クラブがあるらしい(ホントにー?)。

はじめは全くやる気なさそうなタモリだが、家元の作品を見始めると一転。フィギュアが入ることで普通の盆栽に一種のシチュエーションができることもあって、「おぉいいねえ」などとサングラスをずらして接近するほど。高いものを使うマン盆栽を「コーマン」と呼ぶなどの下ネタネーミングにもしっかり食いついてすっかり乗った。

実際にマン盆栽を作るには、まずマンボな苔・マンコケを採取するところから始まる。基本的には普通に公園に生えている苔を採取するだけであるが、盆栽に配したときに芝に見えるようなもの・草に見えるようなものがいいらしい。続いて、土台となる盆栽選び。そして各人が選んだ盆栽の土の部分にマンコケをはりつける。採取したものを乗せて軽く押さえつければよいようだが、本格的に作るには水をやったり数日おいてなじませるらしい。ここまでくるとあとはフィギュアを作って小宇宙を作り出すのみ。

そのような過程からできあがった作品を順に鑑賞。伊集院は果実?が生った植物を使って巨大林檎のレポート風景を製作。これに家元の手が加わり、リポーターに林檎が突き刺さる惨事の光景になった。羽田は楽園に立ち入る不審者・それに立ち向かう人々を表現。家元はじめ一同は困惑のあまり無言に。タモリは「休憩」と題してロマンチックにまとめたが、伊集院は深夜のバラエティーの方向性としてはちょっと不満な様子。

最後は公園そのものを借景にして究極のマン盆栽・ジャン盆栽が作られたが、タモリらの結論は小さいほうがよかったというにべもないものだった。


みうらじゅんの親孝行プレイの時もそうだったが、去年くらいからちょこちょこと目にしていたものなだけに、今更感漂うテーマである(マン盆栽の何たるかは今回で初めて知ったけど)。もっとも、随分前から楽しみにしていたものではあるし、その期待に応えるような内容であったのでよかったと思う。この半端な後追いが時代の先端を行ってない(古い表現)感じである意味いいとは思うし。羽田のテンポが他と合わないというところが残念。あの濃い顔触れに対する女性ゲストとしてはちょっと不釣合いだったように思われる。あと伊集院がタモリのことを最後まで「タモリさん」と呼んでたのが印象的。いまや「タモさん」と呼ぶ人ばかりなので新鮮だった。

空耳アワーの結果

ミュージックステーションにおいて、桑田佳祐が浜崎あゆみに空耳手ぬぐいをプレゼントしたらしい。

ミュージシャン 曲名 賞品
ローリング・ストーンズオールモスト・ヒア・ユー・サイ手ぬぐい
ヘヴンズ・ゲイトゲイト・オヴ・ヘヴン手ぬぐい

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