00年6月30日 男の本能シリーズ第2弾! 嗚呼!なぜ男はパンチラを見てしまうのか!?
ゲスト:蔵野孝洋、佐藤江梨子、板尾創路、岸田健作、杉作J太郎、宇梶剛士
暑くなって夏本番、薄着も本番。パンチラを狙う諸兄もいるのだろう。番組に言わしめれば「甘い誘惑」ということだし。今回は前回のエロ本トトカルチョに次ぐ企画、早い話がパンチラトトカルチョ。男性ゲストにパンチラチャンスを与え、見てしまうかどうかということを観察する。もちろん、男性ゲストには本来の企画は明かされていない。

被験者(ゲスト)は偽企画の打ち合わせで控え室に通された後一旦待たされることとなり、ここで仕掛人の女性と向かい合うことに。仕掛人の見せ方にも段階があり、自然体→視線を外す→視線を何かに集中→視界ゼロとレベル1から4までに分かれている(なお、外から彼女にこの段階へ進むように、と指示を送ることも可能)。これらのどの段階で被験者がパンチラを見るか、というのが大きな問題。これをタモリ・蔵野・佐藤が予想する。当たったら前回の名残か、カニ缶をひとつプレゼント。

しかしパンチラというもの、見たかどうかという判断は別室から観察している人間にはわかりづらい。そこでスタッフが総力を結集。仕掛人が座るソファーの直下に隠しカメラを設置し、被験者がパンチラに寄せる視線を的確にとらえるしくみが完成した。

さて最初のゲストは板尾。この人、実験スタート(偽企画の意図を伝えるディレクターがいなくなった時)前から視線を送りっぱなし。しっかりレベル1から注視。この結果蔵野が当たった。一応次の段階へ進めてみても、やっぱりチラチラチラチラ。別スタッフが回数まで数え、10回見たとのこと。続いて岸田。タモリは彼の鼻をあかそうと意気込んでいたが結局一度も見ることなく終わってしまう。前回は予想する側だった杉作も餌食に。レベル1から見てしまいまたも蔵野に当てさせた彼だが、現在タモリ倶楽部のマスコット的存在なだけにたっぷり時間が割かれる。期待通りの反応で会場大ウケ。しまいには笑顔を浮かべる始末。本来の企画が明かされたときの反応も上々。43回見たらしい。で、宇梶。彼は岸田と同様一度も見ずに終わり、佐藤が当たった。

最後に今回の被験者が最近の無防備な女性へ向けた標語を詠む。ここでも板尾・杉作、岸田・宇梶の見た人・見なかった人の間ではっきり差が出た。板尾の「パンツも俺を見ている」には笑った。また、宇梶の「見せた部分でしか判断されない」に妙に感心。


今回はやはりゲストの「素」の状態だろう。岸田や宇梶は特におもしろくなかったから板尾と杉作。特に比較的堂々と見ていた杉作と違って、舐めるような視線の「過去に疵のある男」・板尾パートがよかった。前回から蔵野と杉作の位置が逆転してたのもいい。自分はパンチラって見ないので気持ちはよくわからないけど。しかしせっかくこういう企画なら岡元あつこも呼んでほしかった。佐藤は本気で嫌がっていた感じだったし、岡元なら男性陣と一緒になって笑ってくれるんじゃないか、と。しかし何より傑作なのは案外今回の仕掛けだったのでは。ものすごく感心しました。

空耳アワーの結果

ミュージシャン 曲名 賞品
ジプシー・キングス バーモス・ア・バイラール 手ぬぐい
ハロウィン ラウダーテ・ドミヌム Tシャツ

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