めずらしくお膝元、ハウフルス内で撮影の今回。タモリ倶楽部ではエロネタも多いので、資料としてかはたまた社員の趣味か、ハウフルスにはエロ本も多数ある。端から眺める男性にとっては御馳走をぶらさげられているようなものでつい手にとってしまうもの。そこで今回はそんな男性の習性?に目をつけたドッキリ的企画。順番に蔵野・ビビる(大木・大内の順)・安生を偽企画をダシにハウフルスに呼びあからさまにエロ本が並ぶ控室に案内、ひとりにする。控室には何台か隠しカメラをセットしており、ひとりになったときどのような反応・行動を示すかをタモリ以下が観察するのだ。また、ターゲットがエロ本を選ぶとしたら見事にジャンル分けされている10冊の中からどれをまず選ぶかをタモリ・井筒・杉作が2点買いで賭ける。最初に選ぶ2冊までが正解で、正解すると「快感」にかけてカニ缶をひとつプレゼント。タイトルにあるように、本来はこの賭けの部分がメインになるはずだったのだろうが、編集ではターゲットの行動・反応を見せるのに多くの時間を割いている。なぜならこの行動が予想以上に面白かったからだ(と思われる)。とくに蔵野・大木は両者の行動が対照的なこともあってじっくり見せていた。蔵野が何にも動じない堂々とした態度、大木が常にあたりを気にしているおどおどした態度。大木は誰か入ってくるたび慌ててエロ本を隠したりして、まるで思春期の子供のよう。微笑ましい。大内と安生はいつもの時間にやった空耳の後にサクサクっと見せただけ。基本的にある程度時間が経ったら電話でターゲットを観察者側に呼び込むというかたちをとっている中で、最後の安生だけは放っておいたままおひらきにしてしまったということがあったにせよ、実質蔵野と大木の行動を観察しただけだ。あ、一応最後(空耳後、大内の前)にH本座談会なんてものもあったか。一種の覗きであってあんまり趣味が良いとはいえない企画だけど、これは面白いよ。笑い転げた。「素」が見られる。覗かれていたと知ってダウナーになる蔵野たちもまた、芸人だけにヨゴレをうまく見せている。目立たないながらもポイント高いのが岡元で、こんなネタで紅一点という状況においてまずまずの進行ぶり、蔵野や大木の行動に目を輝かせながら食い入るようにモニタを見る場面がナイス。トゥナイト2で共演したことのある杉作にカニ缶を渡す時、「おめでとぅ」と「ございます」を付けないところに微妙な親しみを垣間見たり。先週に引き続き「来週までこのネタでひっぱろうよー!」と思ってしまうような濃さ。
空耳アワーの結果
ミュージシャン |
曲名 |
賞品 |
バック・ショット・ルフォング |
ホッター・ザン・ホット |
手ぬぐい |
EX-IT |
恋のナイトフィーバー |
Tシャツ |
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