00年5月26日 | ALL松村の体重! 全員120kgの芸能人春の大運動会!! | ||||||
ゲスト:辻義就(実況)、ガダルカナル・タカ、松村邦洋、バカルディ、SILVER WINGS、加藤明日美、黒瀬巌(解説) | |||||||
きょうは不安定な天気の中での運動会。タモリも言っているが、アウトドアのネタは本当に久しぶりだ。といってももちろんタモリは参加するわけではなく、選手はタカにバカルディーに松村。加藤を始めとする応援団もいて、優勝者には加藤にキスしてもらえるという特典までついてスタート。 最初の競技は50m走。しかしこの顔触れだ。結果、というか最下位はわかりそうなもので…案の定松村が最下位に。この結果、というか状況に松村は文句をつけ始める。それもそのはず、太っているのは松村だけなのだ。ハンデをくれと訴える松村は、全員おもりを背負うなりして自分と同じ体重(120kg)になってほしいと提案。それが呑まれた今回の本題は、全員が松村の体重で行う運動会である。辻によると「120kg級」。 おもりが各人に付けられる時点から何やら形勢逆転の様相だ。「並のデブとは違うところを見せますよ」と松村もやる気満々。「これで僕が勝ったら呼び捨てにさせてもらいます。で、皆さんは『松村さん』と呼んでくださいよ」と大きく出た。だるそうな各人に比べスクワットを軽々こなす松村はどうだ。実際に声も飛んだが本当に「輝いている」。 仕切り直しの第1レースは30m走。もたつくライバルを大きく引き離し、松村は一度立ち止まるどころか後ろ向きで余裕のゴール。みんな口惜しがるうえに松村は松村で憎まれ口を叩く。当たり前だが運動会でもこういう爽快感は味わったことがないそうで、ほんとうにすがすがしい。 続いて縄跳び・二重跳び。大竹は辛うじて1回こなすが、三村もタカも1回跳ぶことすらできずに屈辱を味わう。さて、真打・松村の登場だ。大竹の1回にやや触発されたか、本気を出して10回も跳ぶ。鮮やかだ。タモリらもこれには「すごい」と言うしかない。 ここで一旦休憩、松村を囲んで「デブの座談会」を少々。デブの辛さ、日常生活に関係するトークが展開された。ここで骨格や肉付きを考慮したハンデが提唱され、次の競技から採り入れられることに。 で、最後はハンデを測り直して障害物競走。ハードル・網・飴探しと障害物レースの王道だ。中盤までは横一線のいい勝負だったが、今回の主役・松村は飴でもたつき、三村に優勝をさらわれてしまう。それどころか総合優勝まで三村のものに。まあこの番組だから、当然といえば当然か。最後の競技の優勝者即ち総合優勝者ってね。てっきり勝たせてもらえると思った松村は物真似も交えつつひたすら愚痴。とうとう加藤のキスもないまま打ち切られてしまった。 最後には修正されるハンデではあるが、全員松村の体重に合わせるというのは案外思いつかないと思われる発想で企画そのものは悪くない。松村の輝きっぷりがいい。松村ファンにはたまらない映像では。ファンじゃなくても「並みのデブではない」松村をじっくり堪能できる一本。なんかよくわからないけど、松村ってすごい、と思わせる。以前突っ込まれた三村のそのまんまツッコミは今回もちょっと聞ける。あれだけそのまんまだとかえって面白いかも。松村の宣言をしっかり守って「松村さん」と呼ぶタカやバカルディもいい。というか、耳慣れない呼び方で新鮮なんだよな。 追記:すっかり忘れていたが黒瀬氏は2度目の出演だった。医師で2度目の出演というのは本当に珍しいのでは?前回も今回もただいるだけなんだけど。 空耳アワーの結果 久しぶりにリクエストが来てエディ・コクラン「スリー・ステップス・トゥ・ヘヴン」が流れた。そういえばリクエスト募集、してたっけ。すっかり忘れてた。このくらいたまにならリクエストコーナーもあってもいいか。
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