99年8月13日 世界激辛戦争 KARAI-1 GRAND PRIX
ゲスト:藤森夕子、辻義就(実況)、李舜健(韓国)、フェリシアーノ・オルティーズ(メキシコ)、モントゥ・タール(インド)、ビリー・ジョー(ガーナ)、サンギラン・サランヤ(タイ)、アベリタ・アントネス(ブラジル)、王建軍(中国)、アヤリ・メシュシア(エチオピア)、黒瀬巌(判定員)、大隈いちろう、光浦靖子、やるせなす、土田晃之(U-turn)
暑い時には辛いもの、とよく言われる。そういえば発掘!あるある大事典でもそんなことを毎年やってるような。そこで今回は世界有数の辛いもの好きの国民が会して世界一の辛いもの好きを決定しようというKARAI-1グランプリである。もちろんなまえはK-1グランプリから借りている。なんでも「味覚のハルマゲドン」なんだとか。試合は8ヶ国で争う勝ち抜きトーナメント戦。1対1で対戦し、相手国自慢の激辛料理を食す。どちらかがギブアップ(もう食べられない)したらその時点で決着。もし両者が完食した場合は両者の脈拍をはかり脈拍の少ない方が勝者となる。1回戦の組み合わせはメキシコ−韓国、インド−ガーナ、タイ−ブラジル、中国−エチオピア。微妙な心理戦が展開され序盤から熱い勝負。タモリや藤森も試しに少し食べてみるのだがとても食べられないほどしんどいらしい。タモリなど、ちょっと食べただけで汗がとにかく噴き出るし眼鏡まで曇ってしまうほどである。しかし各国の選手がわりと平気そうな顔で食べるのにはオドロキだ。ただ、ポーカーフェイスで食べているのにいきなりギブアップする事態も発生し、「リアクションがない、テレビの常識を打ち破っている」とタモリを困らせていた。準決勝から激辛通の芸能人にもサポーターとして参加してもらって(リアクション面に期待しての投入か?)ダブルス戦に。サポーターがギブアップしても敗戦である。組み合わせはインド(サポーター光浦)−タイ(大隈)、メキシコ(やるせなす)−中国(土田)。徐々に身体もきつくなっているのでお国自慢のソフトドリンクを2回までは飲んでもよいというルールが加わる。さて準決勝第2試合の意外な急展開もあったりで決勝はインド−中国になったのだが、勝負云々より自分の身体を大切にした中国サイドの棄権によりインドが優勝。番組的にはあっけない結末であったが、身体の状態が芳しくないところまでいってしまった人間が多数いたので賢明な選択ではあると思う。辛いものは適度な量ならよいかもしれないけど今回くらい食べていると絶対身体にいいはずないもの。料理がみんな真っ赤だし。見るからに身体に悪そう。まずいものを食べることにしたほうがよかったかなと思う。見ているだけでものすごく辛い回。辛さが伝わってくる。いつぞやのCMなんて(懐かしい!)メじゃないくらいだ。ただ、会話や展開は妙に面白い部分が多い。また、最後には出場8国の「辛い」を聞くことができる。しっかり覚えれば一応「8ヶ国語話せる」なんて言えるかも。

空耳アワーの結果

今週は、タモリ曰く「フランスに乾杯」。

ミュージシャン 曲名 賞品
ヴァレリー・ルメルシエ みみが泣いている 手ぬぐい
カール・ルージュ ヴィー・アンフェクト〜ひどい人生 手ぬぐい

業務連絡として空耳の直後にお尻ギャルを募集。「まだ一通も応募がない」らしいが、さすがにそんなことはないだろう。

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