00年3月17日 タモリ倶楽部 相席恋愛術
ゲスト:バカルディ、羽賀研二(講師)、杉作J太郎、井筒和幸、パラダイス山元
春だ。春は別れの季節であるとともに出会いの季節でもあり、新たな出会いに胸を膨らます人も多いだろう。ところで出会いの一つの形として、喫茶店などでの相席がある。相席する人がもしもときめきを覚える人だったら?…今回はそこに目をつけて、相席を利用して恋愛チャンスをものにしようという企画。そのテクニックを一流講師から伝授してもらう。タモリも言っているように、「早い話が相席でナンパする」企画である。講師は羽賀。

彼によるとポイントは「話題を豊富に」「安心感を与える」「上から見下ろしながらも低姿勢で」「精神的な余裕を」「相手から質問が来たら勝ち」といったあたり。これをもとに杉作以下3名が変装して実戦に臨む。実際はここからが本題。テクニックを実践中の各人の振る舞いがどれだけ面白いかを別室のモニターで観察する。実践者は一応レシーバーをつけているようで、タモリらが発言を指示することもできる。

まずは杉作。可愛らしい女性を迎えて早速興奮気味。会話はたどたどしく噛み合わず、引かせてしまう。惨敗。しかしこの一連の所作に会場はバカ受け。本人にそのつもりがなくてもギャラリーの期待に応える杉作はさすがだ。続いて井筒。こちらは女性2人組相手に上手い導入でなかなかのもの。会話の広げ方も上手で携帯の電話番号を入れさせるところまで行く。実際は入れるフリをされただけだったけど。最後にパラダイス。入り方は非常にスムーズでギャラリーも感心するが、途中からぎこちなくなり身構えられて尻すぼみ。最後の締めは上手かったが、失敗の部類。

これで終わるかと思いきや、杉作がリターンマッチを懇願。「怒り王決定戦」の時みたい。「最初だったし、忘れてたことが…」と無理を言ってやらせてもらうが、相席したのはヤマンバギャル2人組。わりと杉作好みらしいが、ただただ惨めな目に遭うばかり。


今回は、意外に面白い。悪銭苦闘ぶり、引かれぶりが滑稽。それがひどくて見ていられない、痛々しい構図になることもあるけれど。そして出ました、杉作・井筒コンビ(コンビを組んでるわけではないけど)。「生徒さんです」と言われて出てきた3人の顔触れ、それを見ただけで大受けのわたし。冷静に考えると相席せざるを得ないほどの混雑ぶりで、かつ相席するのがみんな女性というのは出来過ぎっぽいが、まあよしとしよう。

なお、前回に続いてデスクの本郷さんがテロップ付きで出てきた。

空耳アワーの結果

安齋、今週から金髪。金髪の謎も明らかに。何でも奥田民夫のアルバム「GOLDBREND」発売に伴うツアーパンフの撮影で、スタッフ全員金髪だったら面白いという発想により染めたらしい。トミー・リーの新プロジェクトのPV撮影の発想と一緒だ。

ミュージシャン 曲名 賞品
ファイアーハウス ライフ・イン・ザ・リアル・ワールド 手ぬぐい
ライオット イニッシュモア(フォーセイクン・ハート) Tシャツ

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