00年1月14日 第6回空耳アワード
ゲスト:クリス・ペプラー、BOSE(スチャダラパー)、松田純、安齋肇
前回からおよそ1年半ぶり、6回目の空耳アワードである。例によって季節の区切りなどを気にしない開催時期。英語を喋る機会の多いDJ、SDPから一名、女性という顔触れも前回と同じ。ただ今回趣が違うのは、安齋が遅刻(!)していることである。安齋の遅刻自体は何ら不思議なものではないが、アワードで遅刻する(少なくとも遅刻している状況を見せる)のはおそらく初めてだからだ。もっともスタッフ側は彼が遅刻してきた場合も想定して「正式版」と「遅刻版」の2つの台本を用意していたらしい。結局彼は入り時間に1時間遅れで登場。罰として空耳ミュージシャン名を使った駄洒落を言わされることに。何回か言ったが苦しかった。さて空耳本編は、前回のようにジャンル分けして流される。編集段階でカットしたのか、歌詞との照合は全曲で行ったわけではない。ただ、それによってテンポがよくなった気はする。ノミネート作は以下の通り。
  1. キース・スウェット「アイル・ギヴ・オール・マイ・ラヴ・トゥ・ユー」(ノンジャンル
  2. ブルー・マグース「恋する青春」
  3. トイ・ドールズ「キッズ・イン・ザ・タイン・アンド・ウェア」
  4. ウータン・クラン「ザ・クロージング」(ここからヒップホップ
  5. ビースティ・ボーイズ「フリーク・フリーク」
  6. ウータン・クラン「チェス・ボクシンの闘い」
  7. ブラインド・ガーディアン「ザ・スクリプト・ウォー・マイ・レクイエム」(ここからメタル
  8. ハロウィン「キングス・ウィル・ビー・キングス」
  9. タラス「ヒット・アンド・ラン」
  10. セパルトゥラ「ウォー」
  11. ペレス・プラード楽団「テレシタ・ラ・チュンガ」(ここから非英語圏
  12. ジョアン・ジルベルト「波」
  13. ミッシェル・パジュ「俺たちの時代」
  14. リッキー・マーティン「ポル・アリーバ、ポル・アバホ」
  15. ジェイムス・ブラウン「ラッキー・オールド・サン」(ここから新旧大物
  16. ナット・キング・コール「枯葉」
  17. TLC「ウィスパリング・プラヤ」
  18. リッキー・マーティン「アシ・エス・ラ・ヴィダ」(ここから下ネタ
  19. アース・ウィンド&ファイアー「ヘリティッジ」
  20. グラディス・ナイト「007/消されたライセンス」
  21. フランク・ザッパ「ユー・アー・ホワット・ユー・イズ」(ここからホモネタ
  22. エマーソン・レイク&パーマー「用心棒ベニー」
  23. ガンマ・レイ「アルマゲドン」
  24. サイモン&ガーファンクル「コンドルは飛んで行く」(ここから飲食もの
  25. ランシド「ネーム」
  26. ブライアン・フェリー「トーキョー・ジョー」
  27. ラムスティン「ヘイレイト・ミッシュ」

ウケが非常によいのはやはり良作が多いからか。自分も見たことがあるはずなのについ笑ってしまうし。大賞は今回は1本に絞り切れなかったとのことで2本。TLC「ウィスパリング・プラヤ」とラムスティン「ヘイレイト・ミッシュ」。賞品は空耳スウェット上下だったが、1着しかないのに受賞者2人ということで上下に分けて贈られることになった。また、最後には前回アワードから今回までの間の安齋の遅刻歴を見せ猛省を促した。今回は空耳はもちろん安齋の遅刻と絡めたのが上手いと思った。なお、台本によると本放送日1月14日金曜日に対して撮影日は昨年12月11日土曜日。どうやら本放送日の1ヶ月ほど前に撮っているようだ。確か2本撮りのはずだが、午前中であることが番組内で語られたので2本撮りの内の先の1本と思われる。


空耳アワーの結果

企画が企画なだけに今回はなし

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