99年12月10日 | 低予算で一獲千金 「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」に学べ! | ||||||||||||
ゲスト:雨上がり決死隊、小松沢陽一、川勝正幸 | |||||||||||||
今回のお正月映画のひとつの目玉は超低予算(なんとおよそ300万円!ヘタなゴールデン番組より安い)で140億円の特大ヒットを生み出した「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」である。低予算といえばタモリ倶楽部も負けてはいない。実際にはそんなはずはないけれど、前回など「5,500円あれば番組が2本できる」とタモリが言ったほどだ。今回は低予算という番組と同じキーワードを持つこの映画を鑑賞しつつ、成功のノウハウを映画から学ぶが、舞台背景などを小松沢から説明してもらいつつ普通の映画鑑賞、というのが実際のところ。さて番組中でいくつか挙げられるノウハウは●ホラータッチ、●ドキュメンタリータッチ、●撮影スタッフが主役、●年表作り、●周辺情報を煽る。これらを雨上がりはいちいち実践しようとするも総コケ。成功してるのはハンディカメラを使って臨場感を出そうとするところくらい。最後にスタッフ全員で映画を鑑賞。しかし終わってからのスタッフや雨上がりのコメントを見るとまったく身になっていない模様。また、タモリ・川勝・小松沢のコメントは「予備知識を完全に入れておいた方がいい」「二度目の方が面白い」「強引な映画」とのこと。映画の紹介としてはヘタな紹介番組よりよくできているとは思う。小松沢と川勝の説明がなかなか上手くて徐々に気分を盛り上げる。たまに深夜特番で見せられる紹介はかえって萎えるもんね。この回を見て映画を観に行こうと思った人も多いに違いない。わたしは観ないけど。今回、笑える場面はほとんどない。いっぱいいっぱいの雨上がりに笑えなければまったく笑えない。
空耳アワーの結果 OPでタモリが噛んだ。また、「ブレア・ウィッチ〜」のポルノ版も既にできているらしい。さすがアメリカ!
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