99年6月18日 浅草キッドのフーゾク道 〜たのしいクイズ付〜
ゲスト:来栖あつこ、藤森みゆき、浅草キッド(進行)、伊藤雅子、梅垣義明
浅草キッドが送る「○○道」シリーズの第2弾。ここで彼ら、原点に回帰してきた。風俗である。業界有数の風俗ジャンキーとして名高い彼らがフーゾク道を伝授。これにかつて番組でやった風俗店名当てクイズを絡ませている。クイズのほうの基本ルールは以前と同じ。男女ペアのチームを組み、解答を男性が書きそれを女性が読むというもの。タモリらおやぢ連に言わすとこのうら若き乙女の微妙な恥じらいがたまらんらしい。チームは玉袋・来栖、タモリ・伊藤、梅垣・藤森の3組で、何の脈絡もなくチーム名までついた。性感帯チーム、ソープランドチームと来てイヤイヤデブ専チーム(どこかは明らか)と名乗るのは拍手もの。全体の流れはクイズ、フーゾク道講義、またクイズとなるが、都合上記述は先にまとめてクイズから。中盤(再開後)からタモリが優勝を完全に度外視して暴走しだし、伊藤の体格を利用した長台詞ばかり読ませるようになる。これに来栖が好反応。ウケまくり。後半暴走しすぎでダレてしまったが、この暴走っぷりはなかなか。なおオンエアは5問だけ。優勝は玉袋・来栖の性感帯チームだったらしい。さて、フーゾク道。キッドによればちゃんとフーゾク必勝法というものが存し、守るべき「試合の組立て方」(このへんにキッドのプロレス・格闘技好きを感じるね)は全部で5項目あるらしい。風俗には行ったことないのでその現実味はいまひとつわからないけど、まあそうかもなと思えるようなものばかり。女性陣もなぜか納得・感心。また、フーゾクグルメの1週間の過ごし方のモデルプランも紹介。少なくとも男性陣は納得の優れたもののよう。さらに「フーゾク紳士のたしなみ」「ボッタクリ店の見極め方」「No.1フーゾク嬢をゲットする術」などもやったらしいのだが時間の関係で割愛されてしまった。もったいない。今回はイントロがやや強引でレビューにも絡ませられなかったが、ここしばらくではイントロもかなりの出来。クイズで女性陣が見せる微妙な恥じらいにしみじみするタモリに味わい。タモリの「人の番組を勝手に仕切る」なる浅草キッド評は言い得て妙。浅草キッドの話の上手さも味わえる。彼らは密室的なものよりある程度出演者がいたほうがいいかも。何より伊藤がポイントだ。貢献度たるやもう。いやーこのネタで来週までひっぱれたよ。何故にここまで、というほどの密度。

空耳アワーの結果

ミュージシャン 曲名 賞品
ミスフィッツ 20アイズ 手ぬぐい
ミッシェル・パジュ 俺たちの時代 Tシャツ
ママス&パパス 街で踊れば 手ぬぐい

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