99年6月4日 | 収集家の宴 第1回ものタメ王座決定戦 | |||||||||
ゲスト:渡辺祐(司会)、みうらじゅん、原千晶、吉田豪、額田久徳、佐藤紀雄、なべやかん、パラダイス山元、サエキけんぞう | ||||||||||
コレクターはいつの世にもいる。昔なら切手なんかが一般的だっただろう。最近なら、なんだ?まあ何にせよ個性がより強調されるに伴って変なものを集める人もまたクローズアップされてきている当世。その急先鋒がみうらじゅんであることは言うまでもない。通販生活でさえ収集家に焦点を当て「コレキン王座決定戦」を催している。今回はそんな珍品コレクターが会し、かくてコレクターの王座を決めようではないかという企画。業界人を含めた6人が1対1のトーナメントで争い、戦う二人の話を聞きながら勝敗を決するのはタモリ・みうら・原の3人。例によって?二者択一による多数決。勝ち進むと更なるお宝が見られるというシステムである。だが敗者にも見せておきたいお宝披露の機会が与えられているので意味なしか。まずはタレント本の吉田とハイジグッズの額田の対戦。次にマイクの佐藤と怪獣フィギュアのなべの対戦。そしてシードとして貝細工のパラダイスと、書泉の栞と崎陽軒の焼売の醤油さしとの合わせ技で来たサエキ。決勝戦は吉田とサエキの組み合わせになったが、決勝戦がいちばんショボいということで優勝者なしという意外な結末になった。優勝者には「収集」転じて「シューシュー」ということで、空気入れ(なんとロゴに脱字発覚!)が送られる予定だったらしい。みんな勝ち進むたびだんだんと出品するものがショボくなっていったので、ひとりひとり順に見て協議の上でキングを決めた方がよかったような。それでもみうらの同業者の視点による愛あるツッコミ、原の素人の視点による(さらにワンダフルで培った?)投げやりなツッコミのギャップに味わい。サエキけんぞうをものすごく久しぶりに見たのでちょっと興奮。映った瞬間わかるほど変わらない姿にほっとする。また、本筋とは関係ないがタモリの好きな坂が近くにあることをダシに自宅のコレクションを見せようとするなべに対しタモリが言った「あれは駄坂」といったその言葉。駄坂!表現の新境地を見た心地。ちなみにディレクターヤマダ氏はパチスロコイン、AD比留間氏は中近東の切手を集めてるのだそうな。
空耳アワーの結果 1本目は明らかに歌詞が聞き取れるものだが、映像のマッチ加減と超有名作からということでこの賞品。
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