99年4月16日 単独公演直前 梅垣義明の新ネタプレゼン大会
ゲスト:渡辺祐、梅垣義明、ポカスカジャン、平間淳、パラダイス山元、久住昌之、BOSE、カーツ佐藤
このたび梅垣が独演会で全国をまわることになった。梅垣といえば鼻で豆を飛ばす芸が有名で数多くの小ネタも持っているが、独演会ともなると持ちネタが多くなくてはならないしこれまでの遺産だけでやっていくのも心許ない。そこで今回は各界の有名人からアイディアを募り、それを梅垣が実際にやってみるという形式で企画を進める。アイディアプレゼンターはパラダイス、久住、渡辺、BOSE、カーツ(実行順)。5つのネタは全て何かの曲に乗せて送られる。パラダイスのそれはスマイリーオハラの曲(ヒッパレー、ヒッパレーとかいうの)に乗せて海パンからぶら下がってる紐をひっぱり、「モノ」が結んであったら当たりというショー。久住はだんご三兄弟を使って梅垣の着た全身タイツの中に御手洗団子を入れるというショー。渡辺は浅田美代子「赤い風船」もの。粉や紙吹雪が入った赤い風船を全身にまとった梅垣が客に風船を割ってもらうショー。BOSEは野口五郎「コーラスライン」の「くちびるからくちびるへ愛を伝えよう」という歌詞に着目し、実際に梅垣と観客の唇をゴムのついた洗濯ばさみでつなぐショーをプレゼンツ。カーツのネタは全身白塗りの梅垣に墨汁の入った水鉄砲で墨を浴びせ、最後には人拓を取ろうという矢沢永吉「黒くぬりつぶせ」もの。偶然か、いずれも観客と梅垣との相互交流が中心となっている。ほんとうは、実際にやってみた結果「こんなもんできるか!」というオチを予定していたらしいのだが、どれも意外に好評で本番でやるかも、という予想外の展開になった。そんなこと言われたらほんとにやるのか見たくなっちゃうじゃないか。

空耳アワーの結果

ミュージシャン 曲名 賞品
ローリング・ストーンズ シスター・モーフィン Tシャツ
ステッペン・ウルフ ザ・プッシャー 手ぬぐい
ビリー・ジョエル ムーヴィン・アウト Tシャツ

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