98年9月25日 第1回 タモリ倶楽部 ペーパー・プレーン・マスターズ
ゲスト:なぎら健壱、梶原しげる(司会)、デーブ大久保、航空研究部(東京工業大、武蔵工業大、日本大)のみなさん
ゴルフを毛嫌いしていたタモリが実際にゴルフをやってみた途端その魅力にとりつかれ、業界でも有数のゴルフ狂になったのは有名な話である。今回はゴルフ場へ来ているのでゴルフをするのかと思いきや、この番組のこと、普通のゴルフであるはずがなく「紙飛行機ゴルフ」である。紙飛行機がゴルフボールの役目を果たし、カップはかごになる。コースを回るのはタモリ、なぎら、デーブで、それぞれ大学の航空研究部をキャディーにつける。キャディーの仕事は航空力学を用いて作った紙飛行機を残りの距離に合わせてプレーヤーに渡すもの。まずはキャディーの大学を決めるくじ引き、これによりタモリが日大、なぎらが武蔵工大、デーブが東工大に決まるが、決定後にみんながつけたゼッケンを見るに仕込みの可能性もある。あとはちゃんとスコアをつけながらゴルフ。全3ホールのうち、ショートホールの第2ホールにはニアピン賞、ロングの第3ホールにはドラコン賞がつく。賞品はニアピンがレッスンビデオの「スイングガイド」、ドラコンがタイガーウッズ記念ゴルフボールでいずれもタモリがゲット。優勝は4オーバーのタモリ、さすが勝負ものの王者だ。したがって彼はニアピン賞、ドラコン賞に加え優勝賞品のおりがみ1年分と折り方の本まで手に入れたことになる。紙飛行機というのにみな妙に熱中しているところが何やら滑稽。なぎら組の意味不明の飛行機、それによる失敗の連続はなかなかの見せ場だろう。こういう折るものを使った企画ならキッチュがアドバイザーになってもいいようなものだが無理だったのかなあ。

空耳アワーの結果

ミュージシャン 曲名 賞品
スレイヤー スクラム 手ぬぐい
ボーイズ・II・メン 50キャンドルズ Tシャツ
テスタメント ニュー・オーダー 手ぬぐい

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